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泉美木蘭
2021.1.20 17:58

日本医師会・中川会長の会見に唖然とした

日本医師会の中川会長が、今日の記者会見で、

「日本は外国に比べて病床数が多いのに、
医療崩壊だと言っている、
医療関係者の努力が足りないのではないかと言われ、
全国の医療関係者は深く傷ついている」

と、全国の医療関係者を代表するかのように
「傷ついた」発言をしていたけど、
インフルエンザと同じように診察できるなら、
うちの病院でも受け入れられるから、
2類相当の指定感染症という縛りを外してほしいと
言っている医療関係者はたくさんいるわけですよ。
その状態にすることが、医師会会長の言う
「面で対応する」ということでは?

ところが医師会会長は、
それを国や厚労省に向かって提言せずに、
国民に向かって
「医療崩壊するぞ」「医療が一番重要な産業だ」
と言うわけです。
まるで一般国民の産業は、俺たち医者にくらべて
重要でないから、倒産、失業、自殺しても自粛しろ、
一般国民の私権など制限するべきだ、
と言わんばかりの発言をしているんですよ!
だからおかしいと指摘しているんです!

コロナ患者を受け入れてきた一部の医療機関については、
現場が苦労しているのに、雀の涙のような手当てしか出せず、
その上、通常のボーナスまでカットなんておかしい、
国はもっと手厚くしないとだめでしょうということも
最初からずっと言っていますよね。

病床の確保や、ここまでの重装備が必要なのかということ、
この状態で冬に突入したらひっ迫必至だろうということも、
当然夏の間に話し合って、共有できたはずなのに、
それをしてこなかった医師会や厚労省って何をしてたの、
という話をしているわけです。

その指摘をすり抜けて、「傷ついた」として、
医師会会長である自分が、被害者代表であるかのような
言いぶりは、卑怯だし大人としておかしいのでは?

そして、中川会長、
「欧米に比べてはるかに病床数が多いのに」という指摘に対して、
OECDのデータはもうちょっといろいろ複雑で、
たしかに諸外国に比べて多いけども、その数字はちょっと
違うんだというようなすごく変な言い訳をしていたけど、

一部の医療機関でしか患者を受け入れられないような、
日本におけるコロナの現状にふさわしくない厳重なルールのままにして、
たった3%というほんの一部のベッドしか使えていない状況で、

一般国民の私権を制限し、失業、貧困、自殺に追い込むのが
おかしいという事実は変わりません!

その上、中川会長、
病床確保については、今から話し合って考えると言い出した
ので、もう私は唖然としてしまいました。
まだ話し合ってなかったなんて・・・・。

 

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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