ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2021.2.10 23:10日々の出来事

ぶつくさ書いたけれども。

森喜朗の発言について、会見を見た日に
ブログでぶつくさ書いたけれども、
いや、これは小林先生がブログやライジングで
指摘された通りだったな。
まだまだ脊髄反射的で思慮が浅い。

あっという間に広がったポリコレバッシング。
鬼の首を取ったかのようにバッシングしている
人々を見ると、もはやどっちが鬼だかわからない。
絶対正義を信じる人ほど狭量になる。
女性議員が抗議のために白いスーツを
一斉に着てみせたのも、なんだか違和感を覚えた。
アメリカのマネか・・・。

今日、久しぶりにワイドショーをチラ見。
「この多様性の時代に信じられない発言だ」などと
森発言を批判する人が言っていたけれど、
彼のような昭和化石脳も存在する、
そのことも多様性のうちに入るのではないか。
自ら多様性を謳っておきながら、
その多様性を理解しない人を排除するというのは
多様性の精神に反するのでは?
その自己矛盾は感じないのだろうか?
安易な正義感はたちが悪い。
その安易な正義感に乗っかって、自分のストレスを
発散させるのだけはやめよう。
正義の高みにいとも簡単に登っていくのだけは
押しとどめよう。
怒りを向けなければならない先は、もっと別にある。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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