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高森明勅
2021.4.5 06:00皇室

延期されていた歌会始、印象的な入選・佳作の和歌3首

去る3月26日、延期されていた宮中の歌会始が
皇居の宮殿(松の間)で催された。
今年のお題は「実」。

一般から詠進された和歌も1万3657首に達した。
その中から10首が選ばれる。
これを「選歌」と言う。
又、「佳作」とされた和歌も18首あった。
それらの中から、私の印象に残った作品を紹介しよう。

シールドの
向かうの客に
釣り渡す
架空のやうな
現実にゐる
(広島県、山本美和さん)

いにしへの
海を渡りし
船のごと
草の実つけて
子は帰り来る
(東京都、佐伯なぎささん)

実感が
どうしてもない
私が
中学一年
だといふことが
(長崎県、久田桃香さん)

なお、妻の高校時代からの友人の和歌も、
佳作に選ばれた。
素晴らしい。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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