いつまでもコロナ恐怖煽りショーを続けたい
「羽鳥慎一モーニングショー」にとって、
悩ましかったのは
「新コロは子供や若者に
とっては大したことない」
という事実。

この認識が広がり、自粛疲れも重なって、
街に若者がごった返すようになって
危機感を抱いたモーニングショーが、
「救世主」とばかりに飛びついたのが
「変異株」。

変異株は子供にもうつる！
若者にもうつる！重症化する！
怖いぞ―怖いぞ―怖いぞーと、
ひたすら変異株に頼って煽りまくり！

ところが今朝の放送では、
玉川が、変異株は子供にもうつり、
重症化するかもしれないから、
親が大変不安に思っていると
煽ったのに対して、
長崎大学医学部教授の森内浩幸医師が
「変異株でも子供は重症化しない」と
はっきり断言しました！

これに、明らかに逆上した玉川は、
「でも後遺症が残る可能性がある」と
噛みつきます。

すると森内医師は、
学校生活や行事がなくなることで、
心理的ストレスによって
子供の心身に起こる
後遺症の方が問題だと反論！

特に、自粛の後遺症は経済にも出るけれども、
経済の後遺症は後で回復することもできるが、
子供の後遺症は取り返しがつかないという
発言は見事でした！
さすがに小児科医だけあって、
子供に対する責任感はあるようです。

ところが玉川は、森内医師が
何を言っているのか、
全然理解できていない様子。

どうやら玉川徹とは、自分の煽りで
どんな弊害が起きているかといった、
自分に都合が悪いことは一切耳に入らない
という特質を持つ生物のようで、
森内医師の反論に対して学校行事を
「リモートにすればできる」
などと言い出す始末です。

そして話題が一旦他に移った後、
玉川は半ば強引に、
変異株については何もわかっていないのだから、
子供が重症化したり、後遺症が残ったりする
ことだって考えられる！
何もわかっていないうちは、警戒するよう
言うべきだ！と、いつもの
「煽って煽り過ぎはない」の詭弁を展開。

そして、森内医師には発言させず、
これを番組の結論とする空気を
作ってしまいました。

玉川徹はよく「官僚ムラ」とか「原子力ムラ」
といった日本の「ムラ社会」を批判してましたが、
モーニングショーこそ、完全なるムラ社会です。
そして、羽鳥の名を冠してはいるけれども、
このムラの村長（ムラオサ）は玉川徹です。
この玉川ムラには、玉川村長に
逆らう発言をする者は入れません。
今までも、番組内で玉川に反論した人は、
その後二度と呼ばれなくなっています。

森内医師、今日が見納めでしょうか？