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小林よしのり
2021.7.22 11:09日々の出来事

デルタ株は重症者も死亡者も少ない

マスコミと自称専門家はデルタ株の脅威を煽り立てている。
新規感染者がこのままいけば東京で3000人に達するの
ではないかと言っているが、そうだろうな。

重症者も死亡者もさっぱり増えないデルタ株だ。

ようするに足が速くて、ものすごく感染力が強いデルタ株
だから、弱毒性になって人間と共生しようとしている。
コロナの最終ランナーなのかもしれない。

イスラエルではワクチン接種が8割くらい進んでいたが、
ここにきて新規感染者が急増し始めた。
原因はデルタ株が強力だからだとか、子供が接種して
ないからだなどと言われていた。

ところが衝撃的なデータだが、イスラエルでは、ワクチン
未接種者より、2回接種者のほうが、新規感染者数が
増えていたのだ。

「ブレークスルー感染」なら、ワクチン接種者の感染だけ
ではなく、未接種者の感染も増えていくはずだ。
これは「ワクチン関連疾病憎悪」あるいは「抗体依存性
感染増強・ADE」かもしれない。

デルタ株はもう人間にとって脅威ではなく、ワクチンの
方が脅威になっているということではないか?

ワクチン接種が進んでいるイギリスでも、新規感染者数
が指数関数的に増えていて、現在5万人だが、すぐに
10万人を超える。
ボリスジョンソンはワクチンに見切りをつけて、ついに
感染症対策を止めたのだろう。

日本はイギリスに比べれば、あまりにも陽性者数、
重症者数、死亡者数が少ない。
日本こそ、もう終わりにするタイミングである。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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