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高森明勅
2021.9.20 08:00皇統問題

拙著『「女性天皇」の成立』(幻冬舎新書)の見本が届いた

9月17日、7月に大急ぎで書き上げた拙著『「女性天皇」の成立』
(幻冬舎新書、定価860円+税)の見本が届いた。
一般書店での発売は9月29日。

今後、政治の場で皇室の将来を巡る議論が本格化するタイミングで、
何とか刊行できたのではないか。
衆院選を控え、議員達が最も有権者の声に耳を傾ける時期だ
(それで良いのかはともかく)。
本書を活用し、地元の議員に働きかけて貰えると嬉しい。

このテーマは、与党も野党も関係なく、自民党から共産党まで、
幅広く意見を届けることができるはずだ。
今こそ、サイレント・マジョリティーからボーカル・マジョリティーへ。
以下に目次を掲げる。

はじめに―皇位の安定継承という最優先課題

第1章 「女性天皇」を締め出す政府の思惑

女性・女系天皇、議論せず
前代未聞の「立皇嗣の礼」
議論に「枠」をはめる
「皇女」プランのお粗末さ
政府の迷走ぶり
有識者会議のヒアリング項目は妥当
有識者会議の質疑応答
再び、女性・女系天皇、議論せず

第2章 目の前にある五つの選択肢

「消去法」で考える
皇籍取得の意思をもつ人はいるか
皇族にふさわしい資質や経歴か
皇室と国民の区別を曖昧にしないか
「門地による差別」に当たる
国民平等の原則に違反する
「女性天皇」について考える
「女系天皇」も欠かせない

第3章 歴史の中の「女性天皇」

わが国の女性君主は多かった? 少なかった?
朝鮮半島の「シナ化」
女性の地位の高さ
日本神話の中の「女性」
「双系」という日本的特質
「男系化」のプロセス
推古天皇は即位前からトップリーダー
史上初の「天皇」は推古天皇
「大化改新」発端での皇極天皇の役割
「日本」で最初の天皇は持統天皇
「女系天皇」は実在した
「不婚」の理由
直系の女性上皇と傍系の男性天皇
武家支配下の女性天皇

第4章 憲法の中の「象徴天皇」

象徴天皇は神格化? 非人間化?
なぜ第1章は「天皇」なのか
三権より上位の天皇
「象徴たるべし」という要請
「事実命題」ではない
日本国の象徴と日本国民統合の象徴
国民統合への務め
皇位の世襲は憲法の要請
王朝交替とは何か

第5章 これが正解!皇室典範改正案

現在の無理な皇位継承のルール
「陛下」か「殿下」か
歴史上最も窮屈な継承の“縛り”
「万世一系」の皇統とは
改正後の継承順位第一位は?
日本らしい女性皇太子
女性皇族のご結婚と皇室会議
第十二条は丸ごと削除
皇位の安定継承への「正解」

第6章 皇室の未来について誰も真剣に考えたくないのか?

「一代限りの女性宮家」という野蛮
旧宮家案は「パンドラの箱」
皇位は何故「世襲」なのか?
悠仁殿下ご誕生の光と影
国民は皇室を裏切るのか

おわりに―男尊女卑か、女性尊重か

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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