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笹幸恵
2022.5.22 19:41皇室

文春の矛先は圭さん、新潮の矛先は佳子さま。

遅ればせながら、今週の週刊文春&週刊新潮(5/26号)の
皇室報道について。
どちらも江森氏の著書『秋篠宮』を引っ張っているが、
それを基にした批判の矛先が、
文春は圭さん、新潮は佳子さまとなっている。

まずは文春。
秋篠宮VS.小室圭さん
断絶は隠し録音で生まれた

書籍から小室さんに関するコメントを抜粋しつつ、
圭さん母の「金銭トラブル」で
秋篠宮さまの態度が変わったことに注目。
圭さんが「お金を返してもらう必要はない」という
X氏の発言を録音していたこと、
一方で圭さん母が「お金をお借りしたい」と
メールしていたことなどから、
秋篠宮さまは「もし録音があったとしても
借金をお願いしているのは事実」という
思いを強くしたという。

文春はこう記している。
「(秋篠宮さまは)法的な正当性の立証ではなく、
皇室に連なる者として、
国民の理解や納得を丁寧に得ようとする
姿勢を求められていたのだ」
でも、小室さんはそれに応えない、
眞子さんも味方についた、という嘆き節。

うーん。
悪意をもって秋篠宮家をバッシングする
記事に比べたらはるかにマシだが、
「国民の理解や納得を得ようとする姿勢」って
じゃあ一体何をどうすれば良かったの?
大衆は小室母子をつるし上げたくて仕方がない。
何をしてもバッシングの的になる。
そんなことがもう何年も続いてきたではないか。
そんな大衆を相手に、何を丁寧に説明するの?
聞くわけないじゃん。
それでも頭を下げて「ご理解ください」って言うの?
眞子さんと圭さんは国民の下僕じゃないよ。


一方の新潮。
”公務嫌い”「佳子さま」を指導できない「秋篠宮」

こちらは佳子さまに批判の矛先を向けている。
「全日本ろうあ連盟」の勤務がテレワーク、
式典はオンラインでのご出席、
もっぱら在宅でのお仕事が続く日々。
国民から「空いた時間は何をしているのか」と
疑念が湧き起こっても不思議ではない
と書いている。

何だ、この鬱陶しい疑念は。
「サボっているんじゃないだろうな?」
と新潮はケチをつけている。
どれだけ上から目線なのかね。
こういう国民の側の態度が
佳子さまの心を頑なにさせていることには
考えが及ばないのかね。

それどころか、
「さながらご公務から遠ざかるかのように
”迷走”を続けられる佳子さま」
などと記して、悪質な印象操作を行っている。
記事に紹介されているように
大学院に進学しなかったのが迷走なの?
在宅での仕事を続けていることが迷走だと
いいたいわけ?
言いがかりも甚だしい。

で、そういう娘を育てた秋篠宮を批判、
最後に家族問題カウンセラーの山脇由貴子に
「佳子さまは結婚して皇室を出たいのだ」と
語らせている。

小室夫妻を壮絶に、秋篠宮さまをネチネチと、
そしてネタが続かないから佳子さまをターゲットに
上から目線で文句を言い続ける。
下世話な大衆心理は、今週も皇室と国民とを分断している。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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