ゴー宣DOJO

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倉持麟太郎
2022.6.26 11:38

【現実政治(アメリカ)優先主義で「なし崩し再軍備」をし続けるニッポン@クソすば】

今週の #クソすば はディープな1人語りでございました☆
入り口は、憲法制定時にいわゆる9条2項の「前項の目的を達するため」を挿入した「芦田修正」によって、憲法の立法者意思に何らかの意義を持たせることができたのか?という点から。
結論からいうと、その2項の挿入は憲法の立法者意思になんらの意義を加えておりません!
芦田の後年の話は「作り話」です。この歴史的な”作話=ウソ”が本人によってなされた経緯とこれまたアメリカとの関係をちょっと物語仕立てでお話してみました。
今まだ改憲論議で維新の会が芦田修正持ち出してきてるけど、「「芦田修正」なんてなかった」で良いんじゃないですかね、もう。
憲法の見直し論もあった1950年~1960年。司法的には「砂川判決」の統治行為論で一区切り。
政治的・司法的になし崩し的な解釈改憲や憲法規範よりも現実政治(アメリカ)を優先したことで憲法は一度死んだんですね。
で、この憲法と政治の在り方って安保法制を経て2022年でも変わってねえのよ。
その後も様々な場面で解釈改憲と現実政治を前にした”大人の知恵”で瀕死の憲法、そろそろ真面目に再生のお話しませんか?
クソ暑い週末に是非涼しいところでご覧ください!
動画はコチラをクリックです☆
倉持麟太郎

慶応義塾⼤学法学部卒業、 中央⼤学法科⼤学院修了 2012年弁護⼠登録 (第⼆東京弁護⼠会)
日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。東京MX「モーニングクロ ス」レギュラーコメンテーター、。2015年衆議院平和安全法制特別委員会公聴会で参考⼈として意⾒陳述、同年World forum for Democracy (欧州評議会主催)にてSpeakerとして参加。2017年度アメリカ国務省International Visitor Leadership Program(IVLP)招聘、朝日新聞言論サイトWEBRONZAレギュラー執筆等、幅広く活動中。

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