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笹幸恵
2022.8.1 13:12日々の出来事

熱中症は本当にコワいんだぞ。

熱中症は本当にコワい。
突然発症する。

私は以前、南方にいるときに発症した。
しかも日が暮れて涼しくなってから、だ。
かつては南方に来てすぐに熱中症でダウンする若者を見て
「鍛え方が足らん」と思っていたけど、間違いだった。
鍛え方でも精神力でもどうにもならないのが熱中症。

頭が締め付けられるように痛くなり、
そのうち立っていられなくなり、
横になっても頭痛は激しさを増す一方、
意識まで朦朧としてきた。
このとき初めて熱中症を疑った。
もう自分で体温調節ができなくなっていたんだな。
野営中だったけど、夜間にホテルへと後送してもらった。
冷たいシャワーを浴びて、冷房をガンガン効かせたら
いつの間にか頭痛は消えた。
だから今、生きている。
あのまま野営地にいたら、意識障害を起こし、
ヘタしたら死んでいたかもしれない。

ほとんど南方の気候と変わらなくなってきた日本の夏、
屋外でマスクをしている人を見ると目を疑う。
何のガマン大会だ。
熱中症は本当にコワいんだぞ!!!
この間なんか、誰も通っていない家の前の道路を、
自転車で走り去った人がマスクをしていた。
正気か!

そしてうだるような暑さの中、国道沿いを歩いていたら
こんな電光掲示板が。


ほかに伝えるべきことあるだろうに。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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