ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2022.9.1 07:06日々の出来事

戦争の呼び名について

〇昨日の打ち上げで、「ファクターM」は9月いっぱいの
完成は無理だとなった。
チーフ広井が、ある一本の作品の質をもっと高めたいと
言い出したので、良き意欲として認めることにした。
そうなると確かに10月までかかってしまう。
最初の目標通りなのでいいだろう。

〇カレーせんべいのサイトには、細かい異論反論が来る
ようで、無視してもいいのに、良く丁寧に答えている。
わしの知らなかった情報も載っているので、面白い。

〇わしは「ウクライナ戦争」という呼称を使います。
篠田氏は「ロシア・ウクライナ戦争」と言ってるが、
学者はそう言えばいいし、長期的にはそういう呼称に
なっていくのも構わない。

考えてみりゃ日本を中国が侵略した場合、「日本戦争」
と言われたら変だとは思う。
だからといって、「中国・日本戦争」と言われたら、
これも腹が立つ。
主体が大国である「中国」のようなイメージだからだ。
「日中戦争」と呼ばれるなら、まだいい。
ウクライナに感情移入するなら「ウクライナ・ロシア
戦争」と言った方がいいと思う。

だが「イラク戦争」「ベトナム戦争」「朝鮮戦争」の方が
端的でイメージが湧くので、わしは今のところは
「ウクライナ戦争」を使う。
商業的に「ロシア・ウクライナ戦争論」では売れない!
売れなければ、普及しない、世論を喚起できない。

あくまでも「ウクライナ」が主役であって、侵略した
「ロシア」が主役ではない。
戦争の名称のことを言うなら、「太平洋戦争」こそ、
アメリカを主役にしたいがためのプロパガンダだと、
わしは思っている。
日本人は日本人の視点を失ってはダメだ。
「大東亜戦争」が日本政府が使った正式の名称であるし、
戦争の実相に近い。

日本では「日韓関係」と使い、韓国では「韓日関係」と
使って構わない。
自国を主体にしたい気持ちはよく分かる。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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