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笹幸恵
2023.3.27 12:19配信動画

軍トリ#76の感想をご紹介します。

配信されてからだいぶ時間が経ってしまいましたが、
軍トリ#76について。軍歴証明書を見るのが
3500円のいちごぱふぇと同じくらい大好き、
今回は祖父の軍歴を取り寄せてみました。
で、わかったことをお話ししています。

公論サポーターの方からのご感想。
まずは、ふぇいさんから。
笹幸恵の軍事トリビア
 #76 「祖父はシベリア帰りだと思っていたら全然違っていた件」
拝見しました。
笹先生のお祖父様は輜重兵だったのですね。
今回わかったのが、
ずっと軍人・軍属というわけではないのだなと。
期間を決めて招集されている部門もあるのだなというのを教えていただきました。
そんな中おじいさまは輜重兵から歩兵に突然配置換え(?)されて
当時(戦争末期)は人が足りないのだなとかいろいろ考えさせられました。
笹先生のお父様が聞いた言葉「ずっと逃げていたと言ってた」
笹先生が思っていた、シベリア抑留されてなかったのは
肩透かしにあった感じかもしれませんが、
私たちのために戦ってくださって
ありがとうございます。
ふぇいさん、ご覧くださりありがとうございます。
軍隊では、一兵卒で現役入隊すると、おおむね2年で満期除隊です。
ただし輜重兵の場合は、平時と有事とでは必要な人員が全く異なるので、
平時の場合、ほんの数週間の訓練だけで「除隊」となったのですね。
で、有事になると呼び戻されるという。
この制度、私も最近知りました。


お次は基礎医さんです。

笹幸恵の軍事トリビア#76
「祖父はシベリア帰りだと思っていたら全然違っていた件
~大陸における日本軍最後の攻勢作戦に参加」、
楽しく見させていただきました(併せて、今回も勉強になりました)。

正直、以前取り上げられました“軍籍”を調べる番組については
不案内でよくわかっていなかったのですが(不届きものですみません<(_ _)>)、
いまさらながら“きちんと調べることは、やはり重要”ということになりましょうか?
そして、日本は戦前から事務手続きがしっかりしていたのですね
(もちろん、軍人への敬意という側面もありそうですが)。
この点については、私、家系図で自分の祖先を遡(さかのぼる)るのと、
似ていると思いました。なんでも、戸籍の範囲を拡げていくと、
場合によっては、江戸時代までたどれる場合があるらしいのです。
で、自分の研究分野の興味と併せると、
戸籍の情報とお寺の台帳の情報と組み合わせると、
もしその家系に何らの疾患(おおざっぱですが)が関連している情報が
見られるのならば、それは遺伝病の原因遺伝子を追跡するための
大きな情報になるため、有用であると。
いずれにしましても、しっかり記録が管理・保管されているところに、
日本人の利点があると思われました。

さて、自分が今回視聴していて、面白かったのは、次の点です。
・陸軍には、輜重(しちょう)兵という役割があった、
ということを今回始めて知りました。
武器を持たない軍人と言われる方も存在したのですね。
輜重卒(しちょう)兵を揶揄して、
「輜重輸卒鳥ならば、蝶々、とんぼも鳥のうち
(これで合っておりますでしょうか?)」とは
なかなか時代がかった鼻につく言い方ですが、
まあ時代を反映した言い方なのでしょうね
(軍人だけではないと思いますが、
どうも前線で戦う方が“偉い”という感覚は
いろいろな職種でありそうですね)。
でも、私見では戦争で補給はかなり重要だと思いますが
いかがでしょうかね?
(それは、古今東西、兵器が進歩しても変わらないと、思われますが)。

・今回の番組を聞くまで、昭和20年代においては、
シナ戦線はほとんど動きがない、と思い込んでおりました。
ところが、番組で笹師範が言われていましたように、
実は大陸打通作戦→湘西作戦というものが、
歴史に埋もれていたのですね(しかも、この時期は
硫黄島→本土決戦という時期とほぼ一致しますよね)。
この話の中で、「結論としては、作戦は完遂。
しかし、目的は達成できなかった」というのは実に示唆的で、
日本の陸軍はやはりこの時期においても、戦う場さえあれば、
局地戦では強かったのでしょうね。
しかし、そもそもカバーする範囲が広大で、
敵の補給ルートが全然つぶれていない状態での戦い、
しかも現地のゲリラ戦にも対処しなければいけないとなると、
やはり戦略的には難しかったのだということが、
改めてよくわかりました。そして、自分は詳しくありませんが
「戦は攻めるより引く方が難しい」とよく言われる格言通り、
沿岸部までの移動に困難を極めた、ということが、
よく伝わってきました。笹師範のおじいさまが、
「逃げ回ってばかりいた」というのも、的を射た表現だったと、
自分は思います。

最後に、こうしてお話しを聞いていると、
「大東亜戦争」という日本を防衛する大義のあった戦争のことを振り返るのは、
勝敗とは別のところで重要、といまさらながら思いました
(これは、ロシアにとってのウクライナ戦争と対比されます)。
それでは、次回も楽しみにしております。

なるほど、遺伝病の原因遺伝子ですか。
基礎医さんにかかるとそういう視点になるのですね。
おもしろいです。
そして補給、ものすごーーーく重要です!
私は最前線の戦闘より、補給や輸送などの縁の下の力持ちと
なった組織や兵士に関心があります。
性格的にあまのじゃくなのかもしれませんが、
これこそ勝敗を大きく左右した要因なので。
ご感想、ありがとうございました。


まだご覧になっていない方、こちら↓からどうぞ♪

祖父はシベリア帰りだと思っていたら全然違っていた件
~大陸における日本軍最後の攻勢作戦に参加
『笹幸恵の軍事トリビア』#76









 

 

 

 

 

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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