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小林よしのり
2023.4.15 09:23日々の出来事

スタッフ打ち上げとインド版おぼっちゃまくんアニメ

昨日は新作完成の打ち上げで、スタッフ間だけの
作画の打ち合わせに使うLINEを取得。
これで指示が一斉に伝わり、資料用の写真が送れる。

インド版のアニメ「おぼっちゃまくん」の仕事が
始まる前に、FLASHの新作を描き慣れておかねば
ならないと誓う。
スタッフが世界一の国民的アニメは「一休さん」で、
イスラム圏で大ブームだからと言う。
二位が「おぼっちゃまくん」で、インドで大ブーム
だからと言っていた。
なんといっても人口だ。
インドの人口は14億で、間もなく中国の人口を
抜くが、子どもの数だけで4億とも言う。
圧倒的に若い国なのだ。
そこで「おぼっちゃまくん」が大ブームになって
いるのだから、将来、インドが親日になることは
間違いない。

面白いことに「おぼっちゃまくん」の日本的な
ところを一切変えないで欲しいとインドの制作
会社は言う。
歳時記もそのままでいいらしい。
グローバルスタンダードなんか意識しないほうが
いいと言うのが気に入った。

日本みたいなデオドラント文化じゃないから、
品行方正を気にする教育ママの抗議もないらしい。
活力のある国の活力のある子供には、
「おぼっちゃまくん」がウケるのだ。

少子化が進む日本人は、わしの漫画のバイタリティ
についていけるか?
まだまだわしは国内にも喝を入れ続けねばなるまい。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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