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2023.11.29 11:46ゴー宣道場

【ゴー宣ジャーナリスト】日本の処理水問題から観る中国の姿勢、兵法三十六計でご紹介。

ゴー宣ジャーナリスト、レギュラー執筆陣は早くも軌道に乗って来ましたが、
公論サポーターからはまだまだ多彩な投稿が来ています!

 


 

皆様、こんにちは!公論サポーターのアラフォー女子介護士のランランと申します。
何故”ランラン”と言いますと、
その理由は、私も中国の血を引いており、
日中の架け橋となったパンダの様にと、その名に恥じない振る舞いをしようと思い、名前を頂きました。

また、私の生活は中国と日本に15年ずつ程
暮らし、中国にいる間は八路軍にいた祖父母から
戦時体験とゲリラ話を聞き、中国伝来の思想と生活体験を学び、昨今の中国問題に疑念を覚え、
その中国からの問題は、中国の思想、兵法から
読み解く事が出来ると思い、体験と共にいくつかご紹介し、皆様のお役に立てたく存じます。

タイトル:日本の処理水問題から観る中国の姿勢
中国の伝家宝刀の一つ、兵法三十六計でご紹介します。

昨今、中国から日本の処理水問題が巷を騒がしました。
この日本の処理水問題とは、東日本大震災によって福島第一原子力発電所でメルトダウンが起きてから12年経った後の原子炉の冷却に使われた、放射性物質を含む処理水を太平洋に放出し始めた、と言う事柄ですが、中国がそれに猛反発し、日本に対して海産物全面的に禁輸したと言う話です。
日本では直ぐに安全基準値に満たした処理水を流しただけだと説明・証明しましたが、中国はそれを良しとせず、日本の海産物を全面的に輸入禁止し、中国の処理水・水の方が安全、安心とうたい、
大陸内部では反日運動のように日系の企業や日本料理屋、日本人学校への卵や石の投擲や、器物破損行動が
ニュースで挙げられるようにありました。

この中国(政府)の行動は、
中国の思想・兵法三十六計から読み解く事ができます。
兵法とは、日本では戦国時代の武術家の教えを指しますが、中国では古の時代の孫武・呉起と言う戦略・戦術家の軍学を基にした考えを指します。
その兵法の一つ三十六計は権謀術数の基本を説いています。
まず、中国の日本の処理水問題を挙げて猛批判し、中国の処理水の方が安全だと言うアピールの心意は、
兵法三十六計の一つ、
・混水摸魚 が挙げられます。
混水摸魚の字は、環境に優しくない文字の通り、
魚を獲るため水に魚に良くないモノを混入させ、
魚を得る意味です。
これを日本処理水問題に置き換えると、
水(日本)の内部を混水(処理水問題提起)で混乱させて、魚(自分の望む行動・利益を取らせる)獲るにあたります。

そこから、中国の理不尽な主張は、三十六計の一つ、
・釜底抽薪で魂胆が観えます。
釜底抽薪とは、
釜で湯を沸かすには薪が必要ですが、薪を取ると
湯を沸かせなくなると言うみたいに、
相手の大元(弱点)を叩いて自分達の利を得る
という意味で、これを処理水問題での中国の魂胆は、
– 相手(日本)の大義名分等を壊して、相手の活動を抑制し、自分達に利を持たせ、日本より諸外国の信頼を得て、あわよくば(日本を)自壊させる。
(日本が全面的に中国の言い分を認める)を達成させる。になります。

最近、中国政府は何を焦っているのか、日本を攻撃する姿が顕著に観られますが、
最近看破されて来たのかあからさまに質が
悪い策略が多くなったと考えます。
相手が調子を崩した、これを機に、問題提起を
するべく、また中国問題をベースに兵法三十六計と共にご紹介出来ましたら幸いです。

 


 

 

【トッキーコメント】
結局のところ、「兵法三十六計」に基づく権謀術数を駆使しているとしても、大してうまくいっていないようにしか見えないですね。
水(日本)の内部を混水(処理水問題提起)を入れたところで、日本国内では何の混乱もしていないわけだし、日本国外の信頼を失わせて「薪」を奪おうとしたとしても、中国以外で処理水問題を取り上げる国はほとんどないのが現状です。

20~30年前の歴史認識問題で中国がやったことも「混水摸魚」と「釜底抽薪」で説明できそうですが、あの時は国内では大激論になり、国外では確実に日本の信用に傷がつき、大変なことになりました。

いったい、この違いは何なのでしょうか?
中国の策略が劣化したからなのか、日本のマスコミが中国に呼応しなくなったためなのか?
さらなる分析が期待されます!

 

 

 

 

 

 

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