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大須賀淳
2023.12.6 06:50その他ニュース

陰湿

高校生の自殺に関するニュースが流れていて、どうせ暗澹たる気持ちになるからクリックせずにいたのですが、つい読んじゃいました。そしたら…

 

校名は変わりましたが、自分の出身校でした。

 

30年前に卒業してすぐ上京してから全く関わっていないので、現在の同校がどんな雰囲気なのかは不明ですが、ちょっと昔の話を書いてみようと思います。

 

ちなみに、以前このブログに書いた 「ある市」のありふれた衰退話  は、この学校の所在地がモデルです。

 

今から約33年前、中学生だった自分はとーっても「言う事を聞く良い子」だったのと、あらゆる情報に疎かったので、「学費の安い県立高校、交通費がかからない(といいつつ、毎日自転車で15km走って通っていましたが)、成績的に間違いなく受かる」という条件による周囲のプッシュで、さしたる信念もなくこの高校に入りました(現在の自分の感覚から行くと信じられない)。

 

上記の内容からもわかる通り、この学校の当時の校風はあらゆる事が「真ん中」だったんですね。地元の気質も色濃く反映され、なんとなくの同列から「上」「下」どちらの方向に外れても、噂話の対象として消費されるような感じ。

 

詳しくはまた別の機会に書きますが、当時の自分は超モッサリで挙動不審な、今でいう「陰キャ」ど真ん中ながら、バンドやら文芸同人誌やらアートぶりっこの写真なんかを嬉々としてやってて楽しそうに過ごしてたもので、安全圏の中でワルぶりたいという最高にカッコ悪い連中に目をつけられたんですね。

 

そうした輩は、ゴミを投げたり物を壊したり小突いたりしてニヤニヤするという陰湿なちょっかいを出して来るんですが、私は私で革命的なまでに腕力と格闘センスが無いくせに、変な所だけ気が強いので「お前、脳ミソあるのかクズ野郎!」とかついつい言っちゃうんですね。

 

そうすると、連中は徒党を組んで(絶望的な腕っぷしでも、一対一なら相手もそれなりのダメージを負う)やってきて、私を羽交い締めにして顔を数十回も回し蹴りしたり(朦朧として視界が暗くなってきて、ちょっとやばかった)、ナイフを喉に突きつけたりと殺人未遂レベルのリンチを加え、だけどチャイムが鳴って先生が来るとササッと止めるんです。

 

この間、周囲にいる者はみんな「サイレントマジョリティー」(もちろん皮肉)。

 

「オラぁ何にも見てねえ!何にも起きてなかったんだ。滅多な事言ったら、オラが生贄にされるだ!」な空気。

まあ、学校空間なんてそんなものでしょう。

ともかく、これが何回も続くので、こいつら社会的に抹殺したろうと思って学校に訴え出ましたが、何回かあった末にやっと何人かを一週間程度の停学にできただけでした(今の自分の知恵があったら、もっとえげつなく追い込んだるのに!

 

自分は、たぶんほんのちょっとした所で死ぬか障害を負うレベルのリンチを受けたのですが、「取り返しのつかない事態」が起きるまで(いや、たぶん起きたらなおさらに)は、学校は「穏便に、穏便に」済まそうとするのですね。

 

で、さらに憤っている事としては

 

実行犯の連中、先生に「いじめで悩んで大須賀が自殺したらどうするんだ」と叱られたらしいんですよ。いや、ちょっと先生、何でそんなゴミほどの価値もない連中のせいで、俺が自殺しなきゃならんのよ!俺に対する侮辱だよ!

そもそも、自殺以前に殺されかけてるのに。

てな事があって学校に対する信頼は皆無となりつつ、卒業後は他にあらゆる関心、楽しい事が多すぎてルサンチマンなんぞに精神を浪費する隙がまったくなく過ごしてますが、こんなニュースを見ると「変わってないのだろうなあ」と思っちゃいますね。

 

「天寿を全う」なんて言葉、校長先生自身が、事態を美化して現実逃避してやり過ごそうと思ってなきゃ出ないよなあ。俺も、ちょっと当たりどころが悪くて死んでたら「天寿を全う」した事にされちゃったかも。

 

令和になっても、まだあらゆる「陰湿」さはそのまま、いや、もっとひどくなってるんじゃない?
大須賀淳

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