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大須賀淳
2023.12.10 22:56その他ニュース

【連載】プレイバック今週:2023年12月3〜12月9日

次にこの連載を書く時、岸田政権がどうなっているのだろう…という感もありますが、そんな中で今週はこの政府方針が話題となりました。

 

自分自身、長子が来年から大学生となる親ですが、子供は2人なので恩恵にあずかれない…その事への恨み節でも、じゃあ今から3人目とかそういう話ではなく(笑)複数の観点から違和感を感じずにはいられません。

 

1つ目。仮に自分が結婚した当初にこの施策が打ち出されたとしても「大学が無償になるから子供を3人作ろう」という流れには、少なくともうちはならなかったと思います。

 

今の、子供が2人という我が家の状況は、意識的と偶然どちらでもあり、どちらでも無いとしか言えないような「結果」ですが、個人的価値観だけでなく、自治体レベルで行われているものも含め「何人目から特典」という施策が目に見えた効果を上げている例はあるのでしょうか?(もし、顕著な効果の例があればぜひ教えてください)

 

2つ目。2022年から「成年年齢」が18歳に引き下げられ、大学生は法的に「大人」です。しかし、この施策は「大人の門を潜ろうとしている若者」ではなく、100%「親」の方しか向いていません。

 

ちょっと意地悪な見方をすれば、いますぐに「票」になる親世代だけに媚びていて、もう具体的に将来を考え始めている中高生といった「まだ票にならない」層は完全に置き去りです。

 

3つ目は、前者を踏まえた総合的な所。表面的なスローガンを喧伝しても、社会のヒステリーに翻弄されて迷走&大暴走した「コロナ対策」や、完全に危機的な状況が極まるまで「放置」された皇位継承問題など、劣化する一方の政治状況こそが、「人間活動」の原動力となる希望を潰している最大要因の一つになっています。

 

そして、個人的に最も大きな違和感。2つ目ともつながりますが「きょうだいの数」という、当事者ではコントロールのできない要因で待遇に差を付けるのは、国民の間に血統差別にも似た別け隔てを作る事になるのではないか?

 

「運命は、自分で切り拓くことができる!」という感覚を、大人が率先して示さないと、どんな足掻きを行ったとしても、その社会はニヒリズムの沼地にはまり、静かに息絶えて行く事になるでしょう。

大須賀淳

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テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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