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2024.1.28 10:00お知らせ

大陸ゲリラの祖母サバイバル話その①嗅覚で見極めろ!

ゴー宣ジャーナリストブログ・日曜増刊!
本日は2本掲載、1本目は2度目の登場
(好評の1回目はコチラ)、

ランランさんです!

 


 

 

皆様、こんにちは!DOJOサポーター、大陸育ちのアラフォー女子介護士のランランと申します。

ふと先日、幼少のさいに大陸のゲリラ祖母の話を思い出しました、
それは”嗅覚”の話です。
ニオイは、実際鼻で嗅ぐニオイの他、空気感、大衆の動向のニオイ、目に観えない生きるか死ぬかの瀬戸際の瞬間のニオイなどあります。

私の祖母は昔、満州から引き上げのさいに失敗したのか、大陸に残る事になりました。
その際に、大陸で内紛前後にある毛沢東率いる共産党と蒋介石が率いる国民党が互いに党員募集を町中でかけていたのを見かけ、”よし!乗るか!”と祖母は思い立ち、どちらにつこうかと悩んだそうです。

国民党は主に地主や官僚など市民層が多く、なおかつ当時はアメリカが後ろについていました。
なので、党員の制服は外国風にスタイリッシュで、物質も豊富にあり、当時は勝ち組だったとの事でした。
一方、共産党の大部分は農民、庶民が多くあり、
特に外国の後ろ盾は無く、党員の制服は地味でありましたが、ゲリラ戦に活躍するモスグリーンで、
造りは簡素で、実戦重視のスタイルでした。
食事も住居も質素で、給料や待遇は国民党より安かったのでしたが、祖母は共産党を選びました。

私は何で共産党を選んだのか、祖母に聞くと、
「国民党はなんか嫌なニオイ(感じ)がした。」と言っていたと記憶しています。また、祖母は男勝りな性格なので、共産党は当時、実力重視で出自あまり問わず、外人にも門戸を広げていたので、共産党からは祖母の嗅覚から言うと活路が見出せるニオイがし、国民党からは逆に閉塞した縦社会で余所者には厳しいニオイがあったのではと思いました。

内戦の結果、共産党が勝利して、その後色々ありましたが、祖母は生き延びる事が出来ました。
目に観えないニオイを嗅ぎとり、自分の思考や判断するさい、
この”嗅ぎ分け”は使えるサバイバル術と思い、紹介しました。御役に立てれば幸いです。

 

 


 

 

【トッキーコメント】
「そんなものに『ニオイ』なんかあるか」と「合理主義者」は言うのでしょうが、理屈では説明の出来ないような、「生きる本能」だけが察知できる「何か」は確実にあるのだろうなと思うし、いざという時のためにその嗅覚を研ぎ澄ましておく必要があると感じました。

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