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大須賀淳
2024.3.6 11:15その他ニュース

〝立憲〟民主党の議員が憲法を蔑ろにする異様さ

立憲民主党の「安定的な皇位継承に関する検討委員会」委員でもある源馬謙太郎衆議院議員が、倉山満のYouTubeに出演し、男系男子固執論を展開しています。

 

全編に渡ってツッコミ所満載で、すでにSNS上では批判の嵐。これから批判記事も続々と出るでしょうが(私もまた書くかもしれません)、意見の違いを超えて、国会議員の根本にかかわる放置できない発言がありました。

 


動画の17:40付近から

(皇位継承に関して)これは憲法との整合性とか、あるいはジェンダー平等とかですね。私も大事にしているジェンダー平等ですが。それから世界の今の世の中の移り変わりとかですね。こういったものとは、ちょっと切り離して議論をするべき問題だというふうにも思っています。


 

「憲法との整合性」と「切り離して」議論をすべき?

 

貴殿は〝立憲〟民主党の議員ですよね?(旧民主党の後は、維新の党、希望の党、旧国民民主党など移籍を繰り返す)

 

国会議員をはじめとする権力者の権力濫用を抑えるための憲法を「切り離して」議論って、権力者自身が「俺の制限を外して、議員の持つ国政への影響力だけを行使させろ」と言ってるのと同じ。無意識なのだろうけど、憲政の根本をゆるがす問題発言です(横にいる「憲政史」が専門と自称する輩がそこをスルーしているのも、もはや失笑さえ出てこない)。

 

天皇陛下ご自身が、即位においてのお言葉でも「憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。」とおっしゃっているのに、その陛下が召集される国会を構成する議員が「憲法との整合性を切り離して」皇位継承に関する物事を決めるなど、陛下を下に置いた権力の暴走でしかありません。

 

源馬議員は、動画の17:25付近で、非常にあやふやに


我々が何か変えてしまうということは、これは革命にもつながることではないかというふうに思っている


 

と発言していますが(易姓革命の事?どうもこうしたフラフラした発言から、自身の深い考えではなく、なにやらガタガタの「レクチャー」などを丸呑みしているだけではと感じてしまいます)、憲法の整合性と切り離して国の重大事を決めはじめたら、革命どころか既に国権の乗っ取り・内乱そのものですよ。

 

立憲民主党は「党内バランス」のためにこの議員を「安定的な皇位継承に関する検討委員会」に入れたのかもしれませんが、憲法を蔑ろにし(改正論ではなく「切り離す」と言っているのだから、すさまじい反憲論!)、しかも党の「ジェンダー平等推進本部長」を務めている人物が男系男子固執…党への支持が減ることはあっても、増える事は絶対にないでしょう。それで良いのですか?

 

これからさらに増えるであろう批判の根本部分として、私は源馬謙太郎衆議院議員の立憲主義に対する認識に、重大な疑義を呈します。

大須賀淳

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