ゴー宣DOJO

BLOGブログ
ゴー宣ジャーナリスト
2024.4.11 07:00ゴー宣道場

ロシアの愛国者ナワリヌイのメッセージ 〜あきらめるな、行動を止めるな〜

今日の執筆者は初登場、ともピーさんです!

 


 

ロシアの反体制活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏がバレンタインデーにSNSで妻のユリヤさんに「数千キロ離れていてもそばにいると感じる」と思いを綴った2日後2024年2月16日、獄中で死亡した。

ユリヤさんは訃報を受け取った後の18日、ナワリヌイ氏と写った後ろ姿の2人の写真をSNSに投稿し「愛してるよ」と書き添えた。

ナワリヌイ氏は2009年頃からプーチンやメドベージェフの政権批判活動により注目を集め始め、その腐敗を批判し続けてきた。

彼は何度も拘束、逮捕されている。

2017年12月にはプーチンの対抗馬として大統領選挙に出馬するため、立候補届けを提出するが選挙管理委員会によって全会一致でナワリヌイ氏の立候補については無効という判断がくだされる。

そして2020年8月20日シベリアのトムスクで搭乗したモスクワ行きの飛行機の中でナワリヌイ氏は何者かに毒を盛られて倒れてしまう。

この時の様子は映画「ナワリヌイ」でも見ることができるが現在は映画館での上映は終了していてAmazon Prime Videoなどの有料動画サービスで視聴可能。飛行機内でのナワリヌイ氏のうめき声を確認することができるが恐怖すら感じる。

妻のユリヤさんの強い要望もありナワリヌイ氏はドイツのベルリンに移送され、そこで治療を受けることになり一命をとりとめ、その後ドイツでリハビリを重ねた。

この間に彼は自分を殺しに来たのが誰なのか自ら調査もして、実行犯をつきとめてその中の一人に政府の高官を装い直接電話し、彼の下着にノビチョクという毒物を仕掛けたことなど犯行の際の様子を語らせている。

そして調査結果をSNSなどを用いて世界中へ発信。プーチンの関与があったであろうことを世界中の人が知ることになった。

ナワリヌイ氏のドイツでのリハビリは順調に進み、2021年の年始にはほぼ毒殺未遂以前まで体力は回復していた。だがその頃、ロシアの連邦刑務局からナワリヌイ氏へ出頭命令が出ていた。

ナワリヌイ氏は2021年の1月17日に帰国することを公表、実際その日付に帰国しモスクワのシェレメーチエボ空港で逮捕された。彼は弁護士の同行を求めたがそれは認められなかった。

そしてそのまま収監されてしまう。 

牢屋に入れられてしまうことは目に見えていたのだからそのままドイツでもよいし、どこかの国へ亡命することもできたはずだが彼はそれを選ばなかった。

「リスクを承知の上で帰国するのですか?」というCNNのレポーターの質問に対してナワリヌイ氏はこう答えていた。

「ロシアに殺し屋たちが存在してほしくない」

「プーチンを大統領にしたくない」

「帰って国を変えたい」

プーチンは殺し屋そのものであり、その意にそぐわないロシアの同胞を次々に殺していることは明らかだ。

ロシア国民を恐怖で支配している、そしてロシアに言論の自由は一切存在せず、現時点において民主主義は成立していない。

さらにソ連時代以前への懐古主義からウクライナはもともとロシアのものだから取り返すという妄想に取りつかれて侵略戦争を開始し、何人もの無辜の民を殺め続けている。

国際法の観点からすれば兵士以外を標的にして殺すことは戦争犯罪にあたるのだがロシア兵はこの時代においてそれを無視して一般のウクライナ市民も殺し、ウクライナ人女性をレイプしているという事実まで明らかにされている。そしてプーチンはそれを兵士に咎めることをせず、やりたい放題やらせている。

プーチンの振る舞いとその存在は国際社会から見て、ロシアという国の恥であり、そのような人物は批判することが本当の愛国的な態度と言える。

プーチンを真っ向から批判するナワリヌイ氏こそがロシアの本物の愛国者であることは間違いない。

彼はイカれた独裁者が支配する腐敗した国の歪んで運用される法律に従い逮捕され、そして獄中で死んでいった。

ナワリヌイはそんなロシアでも恋しく思っていた。

安心して暮らせる民主的なロシアを実現したいという思いで活動していたのだろう。
しかし、志し半ばにして彼の命は尽きてしまった。

「逮捕されるか殺されるとしたらロシアの人々にどんなメッセージを?」
という問いに対して生前のナワリヌイはこう答えている

「仮に僕が殺された場合のメッセージは”あきらめるな”だ」

「悪が勝つのはひとえに善人が何もしないから、行動を止めるな」

今、希望を失いかけている人や困難の最中にいるすべての人達に語りかけるかのような言葉だった。

あきらめるな、行動を止めるな。

 


 

 

ロシアの権力者はまさに「巨悪」ですが、それに比べりゃ日本の権力者なんか「虚悪」とでもいうしかないでしょう。
そんなもんに皇室を滅ぼされたとなったら、それこそ何もしない「善人」のせいだというべきでしょう。
いくら状況が不利だとしても、日本で権力に逆らって暗殺されることなんかないのだから、あきらめるな、行動を止めるなです!(時浦)

 

 

 

ゴー宣ジャーナリスト

次回の開催予定

特別回

特別回 令和6年 7/27 SAT
14:00~17:30

テーマ: 「愛子さましか勝たん!」

INFORMATIONお知らせ