【ゴー宣欄外名言集 その38】
昔はわしも「謝ってすむなら、いさぎよく謝っときゃいいのに」と思っとったんよ。けど、それがそんな甘いもんじゃないな、賠償金は天文学的になる恐れもあるな、外交上のカードにも利用されちゃうな、国内の反日運動家のネタとしてデッチ上げられてる面もあるな…と、色々わかってきたんよ。「謝ってすむなら警察はいらん」子供の頃言ってた、あの格言は大人になっても通用するね。
(SAPIO 1997.2.5)
慰安婦問題に突入したての頃の名言です。
日本政府が「謝ってすむなら、いさぎよく謝っときゃいい」という判断でやってしまった結果が、慰安婦問題をここまでこじらせてしまったということは、今ではもう完全に明らかです。
そして、そんな歴史の教訓を知らずに、「謝ってすむなら、いさぎよく謝っときゃいい」とやってしまったのがジャニーズ事務所で、案の定、あっさり事務所が消滅したばかりではなく、賠償金は天文学的になる恐れがあるわ、「デッチ上げ」も続出するわ、国内外の反日運動家は勢いづくわで、もう収拾がつかなくなっています。
やっぱり、「謝ってすむなら警察はいらん」です。
というか、今は刑事告訴も要らない、裁判も要らない、法を超えてどこまでも賠償しろということになっているわけだから、正確にいえば「謝ってすむことはないし、警察も裁判所もいらん」となっているわけです。
全くわけのわからない無法状態が出現してしまっているのです。
しかし、それを誰も異常だと思っていません。
一体劣化はどこまで進むのでしょうか?