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2024.5.9 07:00ゴー宣道場

私のコロナ回想記

DOJOサポーター関東支部
ナースマンふぇいでございます。

 私はコロナバカ騒ぎで日本を大混乱に陥れた医療者の一員として本当に申し訳ないと責任を感じています。
当時起きていた実習についての出来事を書いていきます。

 当院では地域の看護学校から実習生を受け入れています。が、令和2年度はコロナ騒ぎの影響で実習を受け入れませんでした。

 令和3年度の実習の話が学校より届き、どのように進めようか看護部で話し合いました。
例年は4月に学年(約30人)で1日実習(疾患の講義・病棟見学・患者さんの事例を使いグループで看護計画立案)6月〜10月の間に実習グループの何人かで来院してもらい、半日実習(病院で行っているプログラムの見学)をしています。

 当時(今もですが)法人トップが堅固なコロナ脳で、大勢の実習生が来ると病棟で新コロのクラスターが発生して病院機能が停止、テレビで放映・バッシングされ経営が傾くと思い込んでいるため(疾患レベルの妄想です。すでに傾いてました)
・1日実習での病院案内は中止し、病院とは別棟の施設で実習を行い患者さんとの接点はなくす。
・半日実習の時に病院案内は手短に行う。
とし、
疾患の講義は実習に来る前の学年の時に行っているので、
講義をやめて、疾患から回復した当事者(Aさん60代男性経営者)の体験談を実習生に聞いていただく。
という話になりました。

 万が一、法人トップが実習を受け入れないとなった時は、1日実習の日に(病棟見学がないので)私がAさんと一緒に学校へ出向き体験談を聞いていただき、看護計画を立てる実習を行うということも視野に入れていました。(この時点で学校の意向は聞いていないため)
ここまで看護部役職会議で了承。

 県内当院所在地の警戒度が2になったタイミングで、なぜか法人が実習受け入れ拒否の決定。看護部長に何が起きたのかと問うと「クラスターが心配だという判断」と話す。
いろいろ言いたいことありましたが、それでは学校にて実習ができるか問い合わせますと話すと、「ちょっと考えさせてくれ」とのこと。
 その後「今年度の実習は、無しにしよう」「何かあったら良くない」と言い出したため何があるのか?と問うと

「万が一学校に関係者以外を呼んでクラスターを発生させてはいけない」

 何を言ってるのかわからず、もう少し聞いてみると、Aさんを学校に入れるとクラスターが発生するような話を始めるので、
「健康な人が人に感染させる能力あるわけねぇじゃねえか」
「そこからクラスターはありえない」
「去年変わらずうちら学校に教えに行ったけど(当院から3人看護学校で講義を持っています)それもやめにするのか!」
「学生の学習の機会をこっちから簡単に無くすんじゃないよ!」
「前渡した資料よく読みなさいよ!」
と、看護部長にかなり反論して言い合いになり、他のスタッフ数名が止めに入りました

 結局実習受け入れ中止の話は覆らなかったのですが、当時私が夜勤でコロナ論と2とコロ問い見せてる方々結構多くなり、今回のやりとりを見て「さすがにこちらが出向いたら学校でクラスターって無理だろう?」と不思議がってました。

 時は流れて昨年(令和5年度)は私とAさんが学校に出向いて、Aさんに当事者の体験談を話していただき、私が実際の患者さん用のプログラムを行い、実習生の皆さまには患者さんの情報を元に看護計画を立てる実習を行えました。もちろんコロナのクラスターなど発生していません。

令和3年と何が違うのでしょうか。

当時実習を受け入れなかった学年の子たちが現場で働いています。実習なしでいきなり臨床というハンデを負わせてしまい、どうか無事で働いていることを祈るばかりです。

 

 


 

 

新型コロナが5類に移行して昨日で1年経過しました。
NHKニュースでは「街の声」として
「もう普通の病気と同じ」
「子供のインフルエンザの方を警戒している」
というものと、
「今でもずっと警戒している」
「マスクはこれからも外さない」
というものの両方を流していました。
本当は騒動の最中から前者が正しかったのに、今に至っても決してどちらが正しいかという判断は示しません。
そんな無責任な態度を決して許さないように、コロナの総括は繰り返しやっていかなければならないと思います。

 

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