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笹幸恵
2024.5.12 12:29生放送

コンプラ違反曲で人生の豊かさを堪能した!

昨日の「歌謡曲を通して日本を語る」、良かったねぇぇ。
心に沁みたねぇぇぇ。
コンプラ違反曲で、これほどまでに心を揺さぶられ、
男の、そして女の一生の奥行きを感じられるとは。

確かに「女の頬を一つ二つはりたおして」とか
「悪いときはどうぞぶってね」とか聞くと、
一瞬ギョッとする。
もし頬をはられたら、背後から跳び蹴りをくらわしたい。
「どうぞぶって・・・」って、何かのプレイとしか思えない。
だけど、この言葉の選び方にはメチャクチャしびれる。

一方、ギョッとしたどころか、ゾワッとしたのは
同じくチヨさんの「恋の奴隷」の歌詞、
「影のようについていくわ」だ。
こわい、これは怖すぎる!!!
今思い出しても歯がガチガチ震える。

キュンとしたのもあった。先生が言ってた、
女のあごに手を添えて「きみの瞳に乾杯」。
くぁぁぁぁ、そういえば憧れてたぁぁぁ。
今、万が一そういうシチュエーションがあったら、
ブハッと吹き出してしまうだろうけど、
男はそういうキザを演じたい、
女はそれにうっとりしたい、
この関係性は絶対にあるはずだ。
ああ、キザな男の存在が許された昭和の
何と素晴らしいことよ!

ハマショーの「丘の上の愛」、
あらためて聞き直してみたけど、
切ない曲だなぁ〜〜〜。
しかし、女は愛よりも丘の上の未来を選んだ。
生活していくことを優先させた。
涙を流しつつ、女はそういう打算で生きている
ところもあるんじゃないかと思ったりする。
愛に生きるのは、本当は女じゃなくて男なのかもな。

今回も、さまざまな思いが交錯する、
中身の濃いひとときとなりました。

さてメイキングですが、昨晩、大須賀Dにお送りしました。
近々配信されると思うので、どうぞご覧ください。
今回、編集は割とさくさく行ったのに、
書き出しでミスって、えらい時間がかかってしまった...。
まだまだですな。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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