今や「何でもハラスメントになってしまう時代！」ですが、それが狂気のレベ…いや、こんな事言うとハラスメントになる可能性があるので「一般的観念で想起し得る範疇を大幅に逸脱していると言っても過言ではないというコンセンサスが期待できるレベル」とでも言い換えましょうか。その領域だなーと感じたのがこちら。

ついに、ハラスメントを訴えた瞬間に自分もハラスメント加害者となってしまう、一寸先は闇のサドンデス的世界！これ、ネタでもなんでもなく「一般社団法人　日本ハラスメント協会」のWebサイトに、大真面目（なんだよ…ね？）に載っているハラスメントの例です。

ここまで行くと、日本ハラスメント協会にハラスメントの相談をした時点でハラハラが発生する懸念が…という哲学的な領域にまで行き着きそうですが、ともかく「ハラハラ」も掲載されていたハラスメント種類 最新（2024年版） というページはとにかく凄まじいので、くれぐれも心に余裕がある時に「そーっと」のぞいてみるのをお勧めします。

またこちらの、パワハラにあたる言葉・パワハラにあたる行為というページは、まるで「どれだけ罵詈雑言を並べられるか」というチャレンジ結果のような迫力満点の内容。ちょっとこのままラップにしてみたくなります。

こんなハラハラする世界は生き辛い！と思う方、問題ありません。5万4,000円ナリを払ってオンライン講座を受ければ「ハラスメント対策認定アドバイザー資格」を得る事ができます！

「ハラスメント」は、時代状況と共にどんどん増やされている気がしますが、こちらの資格は一回とれば更新不要の永久ライセンス！なんともお得な一生モノ！

…なんだかここを見ていると、コンプラ、ポリコレ、キャンセル・カルチャーといった界隈の「本質」がすごーく出ているような気がしてしまいます。