ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2025.6.5 12:28

山尾しおりさんの記者会見

山尾しおりさんの記者会見、
いつどういう形式で行われるのか、
8日の大阪DOJOの前なのか後なのか、
なにも情報がないのでどうなるのかわかりませんが、
私はめちゃくちゃ不安です。

ネット上の反応や、定例会見に出入りしている
フリー記者などの言動を見る限り、
週刊誌が蒸し返している、はるか過去の不倫問題や、
そこにつらねて報じられた元妻自死の話を、
山尾さんを潰す目的でいちいち気色悪くつつく人間が
現れるんだろうとしか思えない状況になっていて、
それにどう「説明」することができるのか?

ガソリン問題にしても、「罪」として認めるまで
こっちは気が済まないぞといった様子になっているし、
大衆・ネット民の満足しない回答ならば、
それがますますバッシングのもとになってしまう。

満足させるまで回答する方式をとるならば、
フジテレビの記者会見みたいになって、結局、
悪評だけがずるずると尾を引いてしまう。

しかも、「満足=飽きた時」でしかなく、
そんな空気のなかに「猛省」した状態で出ていって
大丈夫なのかと、次々、悪い想像ばかりが浮かんできます。

もちろん、山尾さんには、
そんなことばかり考えてしまう私の感覚を、
思いっきり裏切って欲しいと思っているし、
「やっぱり山尾さんすごかった!」と言えるような、
かっこよく決める姿を見たいです。

でも「応援したい。だけど正直、大丈夫なの???」
という気持ちを腹の底に渦巻かせたまま、成り行きを見ている人も、
実はたくさんいるという状況です。
その状況で何も言わずに、静かに見てる人しかいない、というのも
変です。

なにより、実は、私は、8日の大阪DOJO、
登壇することになっているんです。
だから、どうなっちゃうんだと、めっちゃ不安なんです!!!

 

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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