「ゴリゴリの男系固執論を振りまいている者たちは、将来的に愛子さまの立太子が決定したら、一体どんな態度でその後を生きて行くんだろう?」と常々思っていました。
それがちょっと予想されるような一幕が、2025年6月17日の衆院法務委員会「選択的夫婦別姓法案」参考人意見陳述において、参考人として招致された八木秀次の言動にありました。
こちらの動画の1:28:06付近(下記の再生で、そのまま当該部分から流れます)
立憲民主党の鎌田さゆり衆議院議員とのやり取りの中。文字起こしも掲載します。
鎌田さゆり衆議院議員(以下、鎌田)
八木参考人におかれましては、この神道政治連盟の冊子の他にも、統一協会の広報誌と言われています「世界思想」、こちらにも寄稿、取材を受けてお答えになっていらっしゃるんですね。「婚姻は基本的には子供を産み育てるための制度が婚姻制度そのものだ」というふうに述べられていらっしゃいます。私がこれを拝見して、これはもう八木参考人、八木先生の独自の御自身のお考えだと思いますので、
八木秀次参考人(以下、八木)
私の考えじゃない…
鎌田
あっ、お考えじゃないんですか!?そうすると、この統一協会の広報誌と言われている世界思想に八木先生が主張を、八木先生のお名前も載っていて、そして主張が出されているんですけれども、婚姻制度というものは、そもそも基本的には子供を産み育てるための制度だというのは先生のお考えではないということですか?
八木
きょうの審議と直接関係ないテーマですけれども…婚姻制度の趣旨、目的として、生殖と養育という、これはいまだ民法学の通説だと思いますということを紹介した、あるいはそれを踏まえて発言しているということでありまして、私個人の見解、私のみの見解ということではなくて、広く一般に民法学者たちの間で共有されている考えであり…(以下略)
さて、八木秀次は、鎌田議員が追求した記事の中で、本当に「民法学の通説」というニュアンスで発言したのか?
おそらくこれだと思われる記事が、国際勝共連合(統一教会を母体とする政治団体)のWebサイトにも掲載されていますので、当該部分を引用します。
もちろん、結果的に子供をもうけられない夫婦はいるが、結婚した男女が子供を産み、育てるための制度である。単に当事者同士が気持ちが通じ合い、同居するようになるのを結婚とすると、子供を産み育てる結婚と、そうでない結婚との区別がつかなくなってしまう。その点をしっかり認識すべきだと主張した。
「しっかり認識すべきだと主張した」内容が、「私の意見ではなく通説の紹介」…んなわけあるかい!〝言葉〟をナメるな!
通説じゃなく、私、大須賀淳の考えで全然構いませんが、こんな事を言うなら八木秀次という人間の言葉など、匿名のXユーザーのつぶやきより価値が無い〝ゴミ〟だよ。
八木はもちろんの事、男系固執して皇統の安定を脅かしているあいつもあいつもあいつも、〝いざ〟となったら「私は通説を述べたまでで…」みたいな態度をとるんだろうな。
この一幕でよーくわかりました。
国会の場で、八木秀次という人間の本質を顕にした立憲民主党・鎌田さゆり議員、GJです!





















