令和7年の参議院選挙。
無所属、東京選挙区の候補者の中に、
山尾志桜里候補がおられた。「(安定的な皇位継承の為の)女性天皇の容認」と
「(自衛権行使の為の戦力の保持と規律を可能にする)
憲法9条第2項の改正」を真正面に掲げて、選挙戦に挑まれた。
結果は残念ながら落選。
当落線上にも届かない敗北だった。しかし、圧倒的に不利な条件がいくつも重なった中で、
10万票を超える支持を得られた事実は、
決して軽視できないはずだ。選挙の街頭演説で、候補者が堂々と
「女性天皇を認めよう」
「愛子さまの将来がいつまでも見通せないままでいいのか」
と訴える光景は、まるで夢を見ているようで、感動的だった。それを100%ボランティアのスタッフが懸命に支え、
志ある国民はポスター貼りも含めて、様々な形でサポートした。
それは山尾志桜里氏個人の為というより、
まさに皇室の未来の為であり、わが祖国日本の為に他ならない。
その全体を“崇高な戦い”だったと表現しても、
敢えて言い過ぎではないだろう。結果がほぼ判明した時点で、
吉祥寺の事務所で記者会見が行われた。
その時に、山尾氏は終始笑顔で、颯爽と「敗戦の弁」を述べられた。
これほど爽やかで、希望を感じさせる敗戦の弁は、
かつて聴いたことがない。今後、同氏がどのような形であっても、
必ずや再起されることを願う。
非力ながら私も、引き続き応援するつもりだ。追記
今月のプレジデントオンラインは7月25日午前8時に公開予定。※暫くブログの更新が滞ったので、
心配して下さった人もおられるようだ。
だがお蔭様で心身共に至って健康。
ただ、より優先すべき事柄があったので、更新が遅れた。
恐らくこれからは再び元のペースに戻れるはずだ。▼高森明勅公式サイト
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