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笹幸恵
2025.8.13 14:38日々の出来事

ひとまず安心しました。

小林先生、入院と聞いて驚きましたが、
痺れが左半身で、かつギャグもまだ出るとのことで
ひとまず安心しました。

以前、マンガ(辻説法だったかな)にも取り上げられた
私の知り合い(エロトークを繰り広げるガ島帰りのじいちゃん)は、
脳梗塞で左半身の自由がきかず、言葉もなかなか出てこない状態でしたが、
なんのなんの、イキイキとしておりました。

野戦重砲兵だったじいちゃん、ガ島に残る榴弾砲の砲身を見ては、
仰角だと「む、むかしは、お、お、おれもこんな元気だった」と言い、
俯角だと「い、い、いまのおれはこ、こ、こんなだ」といちいち報告し、
すれ違うたび女の尻を触りまくり、
私に蹴りを入れられても平然とし、
あげく密室(といってもエレベータ)では
「あんたは寮母さんに似とるんじゃぁぁぁあ」と言って
襲いかかってくる始末。
80代のじいちゃんに身の危険を感じるなど、三十路の私は思ってもおらず、
自らの浅学を恥じたものでした。

左半身・・・と聞いて、それを思い出しました。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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