先日公開した、「愛子天皇論3」最終章「伝統とは何か」動画バージョンでも、明治時代に嚶鳴社の島田三郎が唱えた女帝否定の論は「現在の男系男子固執派が唱える理屈とほぼ同じ」という箇所は、特に大きな反響を呼んでいます。
この部分の元になったのは、明治15年に嚶鳴社が開催した討論会「女帝を立るの可否」ですが、その詳細や、さらなる背景まで記された論文が公開されていました。
こちらのリンクから、全文をPDFで読むことができます。
著者の大川真氏(中央大学文学部教授)については、今年の2月にも「皇位継承について学術的かつ端的に綴られた良記事」というブログで紹介させて頂きました。こちらで取り上げた記事「皇位継承の歴史を考える」も必見です!
とにかく原文を読んで頂きたいので私の余計な説明は省きますが、特に結びの一言
「男尊女卑」という未だ滅亡していない負の「伝統」(悪習)からきっぱりと縁を断ち切って、現在の社会規範を参照にしつつ、未来にわたっても適用可能な皇位継承のルールを作る必要があろう。
こちらに全面同意します!
皆さん、ぜひご一読ください!























