岡山オドレらのテーマ「脳と身体」メッチャ良いですね!
今回のトーク内容がどうなるかと関係なく、脳と身体についてはいつまでも興味が尽きません。
我々は目で見たり、耳で聴いたりしていると感じていますが、それを「像」にしているのは脳です。
目は、光を集めて網膜で電気信号にして送っているに過ぎず、光の量や波長の種類が明るさや色として脳で処理される事で初めて視覚となります(そもそも器官としての目が受ける像は上下が逆さまで、常に脳の側が180度回転させて認識している)。
耳は、空気中を伝わる振動が鼓膜から蝸牛内の細胞に伝わってやはり電気信号になり、振幅の大きさや細かさを音声として認識しています。
ある程度の移植が可能であるように、器官の物理的作用は同じであっても、最終的に処理している脳は意識・人格そのものなので、「他人」が実際にどのように「見えて」「聴こえて」いるのかは絶対にわからない。
さて、我々は文字(映像)や声(音声)を使って言葉を他者と「送受信」しますが、その一方で、たとえ無音の真っ暗闇の中でも、脳内に言葉を浮かべて思考することができます。
言葉や思考もまた、脳内のニューロンやシナプスにおける電気信号や伝達物質の作用という物理現象のパターンと捉える事もできますが、それが意思や感情、そしてそれらが果てしなく複雑に絡み合って構築された「思想」になるというのは、一体全体「どういう事」なのか。
一番「近く」にあって、「全て」を司っているのに、何一つ「わからない」。
わからないだけに、全ての知的探求の扉にもなれば、わからない不安に「簡単な答えを与えてくれる」トンデモの温床にもなります。
過去のDOJOイベントの中でも完全に新機軸のテーマであり、同時に「全てに通じる」テーマでもある。
今からワクワクが止まりません!(「ワクワク」って、どんな脳内物質がどのように分泌されている状態なんでしょうね)。





















