昨日9/7のゴー宣DOJO「政局と愛子天皇」ご参加の皆さん、お疲れ様でした!
無免許医師の資格を持つ者として、前週にお会いした時からのよしりん先生の経過所見を書くと、回復ぶりの印象は「目覚ましい」と言えます。それは本番中でなく、終了後の場外乱闘でも同様…どころか、より顕著でした。明らかに、今回のDOJO本番を通して、大きな上昇カーブが描かれたと思います。
既によしりんバンドの練習日程も入っているので、12月ライブで歌の完全復活をめざし、リハビリをバックアップして行きます!
さて、今回のDOJOが森暢平先生をゲストにした回だったというのはまさに天佑。よしりん先生の回復曲線も、この内容だったからこそのものと言えるでしょう。
DOJOのスタートダッシュとなった森先生の基調講演で特に印象的だったのが、「旧宮家養子案を立憲民主党は飲めるか」の部分。

アーカイブ動画のこの辺り(当該部分から再生)。
文字起こしも掲載します。
今度は旧宮家案というやつを立憲民主党がどういうふうに受け入れるかというところが、ちょっと焦点になると思うんです。
これは考え方なんですけれども、どうせ旧宮家に、本当に手を挙げる人いないだろうということで、いないんだったらいいだろうという考え方もきっとあるんですね。多分、野田さんなんかはそう考えているんじゃないかなと思うんですけれども。
旧宮家案を一応つくっても、結局は女性皇族の方が有力なんだから、そこはいいんじゃないかみたいな考え方があるんだけど、これはもし旧宮家女性が本当に実現すると、ちょっと重要な論点が。今まで誰も論じない部分は、これは時限立法にするか、恒久法あるいは恒久法に近い形にするか、2、3年だけの時限立法でその間だけ手を挙げてください、あるいは10年ぐらい手を挙げてください、いやずっとやるんですみたいな、こういう重要な論点があると思うんですね。
仮に恒久法でしたら、それはもういつでも旧宮家の人たちは皇室にできるわけだから、旧宮家というものが新しい何か国民と違う身分になるわけですから、こんなのを立憲民主党は受け入れないと思うんですね。
だから、この旧宮家養子案を本当に実現しようと思ったら、こういう問題が起きてきて、これが実はまだちゃんと議論をしていないということになります。
旧宮家系という門地を根拠にした時点で「養子案」は既に違憲である事は明白ですが、男系男子固執派はそこに(個々は破綻していながらも)様々な理屈をつけてゴリ押しして来ます。
そこにおいて、「恒久法とするかどうか」という論点は、日本という国の中に新たな固定された身分階級を作る事を容認するのか?という点で、とてもわかりやすい。
今後、養子案を肯定する政党・議員には、必ずそれとセットで「恒久法とするかどうか」を問うべきと思います。
「恒久法とする」と答えた場合は、日本の中に新たな固定された(しかも、「個人の意思」に大きく左右されて、恣意的な運用も可能な)新たな身分階級を作ることへの肯定とイコールになる。こうした場合、それを是認できるかどうかの印象は、現在よりもさらに大きく変化するでしょう。
一方、時限立法とする場合は?皇室という「国の土台」に関わるテーマにおいて、「一時しのぎ」である時限立法は、何とも不釣り合いです。そんな提案は、国家運営において非常に不真面目な態度であるとしか言えません。
ところが実際に、上皇陛下の生前退位においては「特例法」という一時しのぎが行われ、さらに現在の皇室に関する国会での議論はその特例法に「付帯」するものという扱いで行われています。これはもう、一時しのぎの、さらに一時しのぎです。
「性別を問わない直系長子優先の皇位継承」は、恒久法である事を大前提とした制度。恒久法か、時限立法かもあやふやな「養子案」とは、本来並べて議論する余地もありません。
これは(昨日のDOJOの中でも出た)「法律の話」ではありつつ、その中でも最も「わかりやすい」部分の一つではないかと、法律に関して全くの素人である私は感じます。
少なくとも、「恒久」を念頭にした施策を主張できない者が「保守」という看板を掲げるなんて、ちゃんちゃら可笑しい以上の言葉が一切出てきません。
「政局」は混乱を深めるばかりですが、「恒久」へのスタンスは、表層のホシュ(ここは片仮名表記だよね)・リベラルを超えた、「思想の試金石」になると感じています。





















