三笠宮家と三笠宮寬仁親王妃家。
皇室経済会議で決まったとの報道から、
どうもモヤモヤが拭えない。
信子さまと彬子さま、母娘の長年の確執はよく知られているが、
だからと言って宮家を二つに分ける??
しかも「親王妃家」という全く聞き慣れない宮家の誕生。
一から十まですべて詳らかにしろとは言わないが、
今なぜ新しい宮家を創設するのか、
何を根拠にそうした動きになったのか、
そのぐらいは明らかにしたっていいんじゃないの。
あまりに唐突なんだから。
できない理由があるのなら、不信感を抱かざるを得ない。
旧宮家系男系男子の養子の受け入れ先を作ってるのか???
こうした憶測が新聞に書かれていたことに触れ、
「朝日新聞なんか、すでに気づいてますよね〜〜♪」と
嬉しそうに自分の番組で語っているのが倉山だ。
(朝日新聞は)政府の謀略だっていうけれど、
これは正しい謀略ですからね、
私は推進したほうがいいと思いますけど♪
しかし皇室は「先例こそが掟」だと日頃言っている倉山サン、
親王妃家の創設は、新儀中の新儀!
これ、徹底批判しなきゃダメでしょうが!
ところが、こんな感じ。
「ん〜、まあちょっとだけ問題があるけど、
本質的には何の問題もない」
な・ん・じゃ・そ・りゃ。
自分の思い込みだけで皇室を偉そうに語り、
その主張に綻びが出ると先例を持ち出してごり押しする。
ところがそれだけでは説明できない(あるいは自分にとって
好都合な)場合、先例に固執するのではなく
「准じて変えて大枠を守る」ならいいと嘯く。
今回の三笠宮家の分裂も、
「伝統の大枠を外してないからOK」なんだと。
この大枠とは何か。
「パンピーの男を皇室に入れないこと」
・・・・・・。
・・・・・・ツッコミを入れ始めたらキリがないので止めておく。
いずれにせよ、こうしてなし崩し的に
外堀を埋めていくようなやり方、
国民の皇室への不信感を増幅させていくだけだ。
パンピーの男を入れたら日本の国体は崩壊、と
倉山は言うけれど、アホすぎる。
皇室に対する国民の敬愛がなくなったとき、
日本の国体は崩壊するのだ。
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