ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2025.11.13 15:49

永遠の嘘をついてやる

わしは70過ぎて、脳溢血になっても、まったく野心を
捨てていない。
『神功皇后論』も来年、単行本が出たら、大ヒットして、
古代史ブームの牽引役になると思っている。

博打を打つ覚悟のない奴は、しょぼくれていればいい。
だが、『東大一直線』もバクチだったし、『おぼっちゃまくん』
もバクチだったし、『ゴー宣』も『戦争論』も、次から次に
バクチを打ってるだけじゃないかと思っている。

商売だって、投資してバクチを売っても構わんじゃないかと思う。
作家だから、地道に作品描いていればいいという、恵まれた
時代は終わった。
作家だって、商売で成功してもいいんだと思う。

最近、脳溢血でリハビリなんて、クソくらえと思っている。
やらないわけじゃない。やる時ゃやるさでいいのだ。
不良の精神をなくしたら、終わりなんだと思う。
これが堅気の人には分かってもらえない。

音楽活動だって、ヤクザ商売そのものなんだから、
そのうちバクチをやってやると思っている。

どうせ人間は一度は死ぬのだ。
一度は必ず死ぬ!
死ぬよりバクチ売って失敗する方がマシだろう。
不良の精神があるかどうかだ。まだ70代そこそこだ。
いったい何歳まで不良でいられるかなんだ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

令和7年 12/13 SAT
14:00〜17:30

テーマ: 「歌謡曲を通して日本を語る LIVE in 横浜」

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