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トッキー
2025.11.25 21:17小林よしのりライジング

自己満足・無責任・偽善の「台湾有事」発言が、台湾も日本も危うくする!ライジング557配信!!

無知蒙昧の匹夫の勇は、
台湾も日本も危うくする!
小林よしのりライジングVol.557
配信です!!

今週号のタイトルは
「『台湾論』とは何だったのか?」

 

 

先週号で詳述で詳述したとおり、高市早苗首相の「台湾有事」発言は完全に誤りで、危険なものである。
同様の論評は他メディアにも出てきているが、高市政権を支えるネトウヨ+サナ活連合は全く聞く耳を持たない。
理屈が一切通じない「高市マンセー」の全体主義的状況が作られ、異論は問答無用でかき消されてしまっている。

ネトウヨ連中は「台湾有事」発言を支持することで、日本が台湾を守ることができると思い込み、さらには日本人である自分までが強者であると錯覚しているが、これは全く現実を無視し、無責任に放言しているだけである!

そもそも高市もその支持者も、台湾とは何かも知らないし、台湾に本気で関わってリスクを負う覚悟などさらさらない。
小林よしのりは25年前『台湾論』を上梓したが、その時に何があったのか、どれだけの危険を伴う戦いがそこにあったのかを、ここで改めて総括しておく。
勇ましいことを言う前に、それ相応の覚悟をせよ!

 

泉美木蘭のトンデモ見聞録
「日本人は本当に台湾を救えるのか」

こちらも、高市マンセー言論がいかに破綻しており、危ういものなのかを徹底検証!
高市の「台湾有事」発言を擁護するために、そのような国会答弁を引き出した岡田克也の方が悪いなどという呆れた意見までが堂々と唱えられている。
そもそも国会質問では失言を引き出すために引っ掛け質問をすることなど普通にあることだ。しかも岡田議員の質問はそんな悪意のあるものではなく、高市が勝手に失言しただけだったのだ!

こんな詭弁まで弄して高市を甘やかし、擁護して、それで本当に日本が台湾を守れるのか?
逆に、台湾も日本も危険にさらすことになりかねないが、もしそんなことになったら、一体責任を取れるのか? そこまでの覚悟をしてモノを言ってるのか!?

 

 


 

 

【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…高市早苗首相は、理屈もへったくれもなく支持してくれるネトウヨと「サナ活」ファンに推されて、依然として高支持率を保っている。
高市早苗の「台湾有事」発言が間違っており、危険なものであるという論評は他メディアにも見られるようになってきたが、だがそうすると、ネトウヨ+サナ活連合からの猛批判がやってくる。しかもその批判は何の理屈にもなっていない情緒的な反応ばかりで、ただ批判を全体主義の圧力によってかき消そうとするだけなのだ。
わしに対しても、高市の発言を批判したら「台湾を見捨てるのか!」だの、「小林よしのりも『戦争論』や『台湾論』の頃はよかったのに!」だのと、全く頓珍漢な罵詈雑言が押し寄せているようだ。
そういう連中は『戦争論』や『台湾論』がどういう作品だったか、全く理解していない。『台湾論』を執筆した当時は、どういう時代状況だったのか?『台湾論』では何が描かれ、どんな事態を引き起こしたのか?ネトウヨは何のリスクも取らず、勉強もせず、ただただ無責任に勇ましいことを言っているだけである!

※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…産経新聞とFNN(フジテレビ)が合同で実施した11月22日・23日の世論調査によると、内閣支持率は75.2%だという。この調査では、高市の「台湾有事」答弁について「適切だ」との回答が22.6%、「どちらかと言えば適切だ」も38.4%で、合わせて60%を超えている。
高市擁護の世論が暴走していく一方、国会で当の質疑を行った立憲民主党の岡田克也議員に対する「お前が煽ったからこうなったんだ」「答弁させたほうが悪い」という批判が大きくなっている。勇ましく「台湾は助けなければ!」「中国になめられるな!」と言うが、果たして日本は本当に台湾を救えるのか?

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…坂本竜馬についてどう思っている?
高市擁護を繰り返す山尾志桜里さんは一体どうしてしまったの?
「台湾有事について質問した立憲民主党の方が悪い」という主張をどう思う?
中国側の言動も著しく礼節を欠いているのでは?
歴女ブーム等に合わせて、歴史ある武将や武士がアニメ風イケメン美青年に描かれることをどう考える?
なぜ日本は好戦的なバカだらけになったの?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

目次
1. ゴーマニズム宣言・第586回
「『台湾論』とは何だったのか?」

2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第381回
「日本人は本当に台湾を救えるのか」

3. Q&Aコーナー

4. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)

5. 編集後記

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