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小林よしのり
2025.12.19 11:34政治・経済

世界は未だに、法の下になっていない。

12/19[朝食]
*イシダイのお刺身
*セリのサラダ(アボカド·松の実)
*かまぼこチーズ
*黒にんにく
*味噌汁(玉ねぎ·豆腐·椎茸)
*鮭御飯(大葉)
*苺

高市早苗が日本も核を持つべきと考えているらしい。
あくまでも個人的考えのようだが、わしは賛成する。

だが、台湾有事で中国に宣戦布告は反対する。
ならばわしは親中か?と言えば、あいにく親台湾である。

台湾の帰属先は中国とも思っていない。
台湾独立には段階を踏むしかないと思う。
わしの中ではイメージがあるが、中国が反発するだろう。

何にしても、無意味に中国と喧嘩すべきではない。
日中関係の悪化を喜んでいるネトウヨは単なるバカだと思う。 

その点では、辻元清美は立派だ。
高市早苗が、安倍晋三が対中国で構えていた曖昧戦略すら
踏み越えていることを、資料で証明した。

高市早苗の台湾有事で宣戦布告発言を批判している玉川徹は立派。
橋下徹、舛添要一も立派だ。
無駄に戦争して敗戦に導く危険性を批判する言論人は
存在意義がある。

山尾志桜里の変節の仕方は狂っている。
リベラルが求められる時に、保守でもなく、ネトウヨに
阿っている。
国際法は軍事大国の前に無意味と化すのはロシアによる
ウクライナ侵略で証明された。

そもそも80年前に、日本が無条件降伏したことになって
いること自体、国際法の無力を証明している。
世界は未だに、法の下になっていない。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: ゴー宣DOJO「新春 女はつらいよ」

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