ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2010.5.26 12:06

第二回ゴー宣道場の質問(7)

Q10
皇室典範はどう改正すべきか?

A
Q3への回答で述べた問題をはじめ多くの課題がある。
だが、緊急性が高いのは皇位継承資格の緩和だ。側室不在の状況下で、現典範の史上例を見ない、極めて窮屈な継承資格の限定をそのまま維持すると、皇位の将来が不安定になるのは避けられない。

そこで「男系男子」限定をはずし、「皇統に属する皇族」による皇位継承を広く認める形に改正する必要がある。

Q11
男系絶対派、男系サヨクの見抜き方は?

A
左翼かどうかはともかく、
1:相手にレッテルを貼り、印象操作をし、人格攻撃をくり返す。
2:妥当かつ実現可能な対案を出さない(ムリ、ムチャな対案)。
3:議論の行く手に待つのは、皇位継承の行き詰まりと国民の皇室への敬愛を遠去けるという最悪の結果のみ。
1〜3のどれか一つでもひっかかればアウト。

Q12
典範改正だけで国民の皇室観は健全化するか?

A
教育やマスコミなど、国民に大きな影響を与える分野の人々の皇室観がいびつな場合が多い。
典範だけでなく憲法の天皇条項も改正を要する。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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