ゴー宣DOJO

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みなぼん
2010.6.4 03:24ゴー宣道場

 『ゴー宣道場』は閉鎖主義なのか!?

『ゴー宣道場』、ならびに、
『ゴー宣道場チャンネル』の動画に関して、
よしりん先生からのメッセージです絵文字:重要


『ゴー宣道場』のダイジェスト版のコメント欄に、
タダで全部見せろ」という意見が
いっぱい出てると、秘書から報告があった。
まったく図々しい奴らだ。


ネット展開の責任者・河原氏の発案で、
全編は有料化することになった。
いや、有料化しても全編は見せない。
密教部分は省くし、
顔を映してほしくないと言う参加者もいるので、
質疑応答の部分を、かなり省かねばならない。


質疑応答に重点を置く『ゴー宣道場』は、
本来、公開することには向いてない。
有料化はあくまでも軍資金作りのためだ。
今はわしが運営費を一人で負担しているが、
すでに数百万の出費。
このままでは1年で1000万円を突破し、
少なくとも動画配信は撤退するしかない。


なにごとも金が要るのだ。
ただで出来ることなんかないわい絵文字:重要


月、1000円の会費を募って、
運営すればいいという案も出たが、
わしは「お布施方式」は大嫌い絵文字:重要宗教になる絵文字:重要
会費払った者(スポンサー)の顔色を気にして、
自由な言論を保証できなくなる。

わしはスポンサーにおもねった言論なんか
やりたくないのだ絵文字:重要

その意味で、わしはポピュリズムではない。
宮城教授の言う通り、
『ゴー宣』は常に読者を振るいにかけてきた。
常に読者と意見が衝突して、去っていく者がいた。

だが逆に入ってくる者がいたから、
『ゴー宣』には常に10代、20代の読者がいる。
これが商業主義と自分の信念・思想との間の均衡を
上手く操ってきた、わしの健全さの証明だと、軽く自負している。

「お布施」は嫌い。
やはり、商業主義で行く。

そこで、動画を有料と無料に分け、
有料動画はワンコインにしてくれと頼んだ。
ワンコインで、有料の動画を
すべて見られるというシステムだ。
そのワンコイン枠の中に、
『ゴー宣道場』の全編は入ることになった。

今、そのワンコイン動画の準備に入っているが、
来週、業者との打ち合わせをすることになった。
しばらく時間がかかる。


動画の編集にも、
すごく時間がかかることを想像できるか?
よしりん企画の時浦が、仕事の合間をぬって
編集作業をやっている。
その分、漫画製作ができないんだぞ。
よしりん企画の収益が落ちるのだ。
なにごとも時間と金と手間ヒマがかかる。
たった500円くらい払えよ絵文字:重要


どいつもこいつも、
現場を知らない奴ばかりで困る。
ネットの利用者は、
わしがタダで奉仕する奴隷と思っているのか?
ふざけるなよ絵文字:重要

しかし未だに、わしがなぜ「道場」にしたのか、
その意味がわかってない者がいる。
『ゴー宣道場』を単なる
「イベント(祭り)」と勘違いしている者がいる。
わしが「この道場は5人でもやる」
と言った意味を察知できないらしい。


わしは最大で100人しか入らない骨法の道場を選択した。
参加者の募集人数は60名である。
往復はがきで申し込んでくれた人たちの
かなりの数を落とさなくてはならない。
これは毎回、断腸の思いである。

あとの40名はコネで来る人たちである。
講師陣に頼み込んで参加することもできるし、
講師陣が信頼する者に
「おまえ来い」と呼ぶこともできるのだ。


もっと大人数が入る会場でなく、
なぜ100人弱しか入らない骨法の道場で
やることにしたのか?


批評家の東浩紀氏が、
朝日新聞に「新しい公共」について書いていたが、
その文章の結びを読んだときに、
わしは本当に驚いた。
こう書いてあったのである。


「新しい公共を立ち上げるためには、
 まずは新しい信頼関係が築かれなければならない。
 言論も運動も体質を抜本的に変えなければならない。
 道は遠いのである。」


なぜわしと同じことを考えたのだろう?
まったくその通りである。
わしはまず信頼できる者たちと
腹を割って話し合いたいのだ。
そこからしか「公論」は立ち上がらないと考えた。


『ゴー宣道場』はまだたった2回である。
だが驚くべきことに、沖縄から九州から、北海道から、
航空機代を出してやってくる人がいる。
宿泊代も出したかもしれない。
そんな遠くから毎月来たいと言う人もいるのだ。


そういうありがたい人たちと、
ネット動画でタダで見る人たちとの間に、
明確に線を引かねばならないのは
当たり前ではないか絵文字:重要
そこには差別が厳然とある絵文字:重要


幕末の志士たちは
全国を歩き回って公論を形成した。
脱藩した者もいる。
殺された者もいる。
現代では家から一歩も出ずに、
ネットの前で寝ころんで
公論が入手できるとでも思っているのか絵文字:重要
そんな奴には期待しない絵文字:重要


くだらない平等主義と、
情報公開病に付き合っておられるか絵文字:重要
わしは意欲のある、信頼すべき、直接の道場参加者と、
傍観者との間にはくっきりと線を引くぞ絵文字:重要


いいか、肝心なことを言う。
「公論」とは、ただの情報の浸透ではない。
大宣伝を繰り返して、
大多数に浸透させた意見のことではない。
「世論」と一緒にするんじゃない絵文字:重要


わしは、民主主義の多数決を
全面肯定する「情報戦」よりも、
「公論」の核を作る作業に入った。

これが少数意見に終わるか否か、
それは公論が立ち上がる現場にいた者の
覚悟次第である絵文字:重要使命感次第である絵文字:重要


しかもネットよりはるかに影響力のある
『ゴーマニズム宣言』で、
わしが発信してるのだから、
道場で作られた公論が、
少数意見で終わるはずもない。

『ゴー宣道場』の恐ろしさは、
今から徐々にわかるはずだ。
全く新しい挑戦をわしはしている。
わかる奴だけがついて来ればいい絵文字:重要

 

みなぼん

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