ゴー宣DOJO

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みなぼん
2010.11.18 06:11ゴー宣道場

『第8回・ゴー宣道場』

11月14日(日)、
お台場の「タイム24ビル」で、
絵文字:キラキラ 新生「ゴー宣道場」絵文字:キラキラ の
幕が上がりました。

近代的なビルに移っても
「道場精神」を忘れないように、
「師範」「門弟」「道場生」
という言葉が、今後使用されます。

「門弟」は連続して
2回以上「ゴー宣道場」に参加し、
今後も毎回参加したい という人との
往復はがきのやりとりを省くために、
設けたものです。

6カ月の期限付きで、
3回休めば資格を失います。

これは新たに参加したい人の枠を
常に設けるためです。

「門弟」は決して
特権階級ではありませんし、
往復はがきで
参加したい回だけ
参加する人たちでも、
「道場生」として平等に
公論の形成に関われるのです絵文字:良くできました OK

よしりん先生と私が
会場に到着したのが11時半前絵文字:出張

少し早すぎたかなと思ったら、
すでに設営隊の皆さんが待っていました絵文字:冷や汗

今回から門弟たちが
メーリングリストで志願者を募り、
女性隊長(和ナビィさん)の下、
準備が整えられることになりました。

受付の女性、
師範控え室への案内係の女性、
道場の垂れ幕を設置する男性陣、
道場生案内の男性たち・・・

全員、
自ら名乗り出てくれた人たちですが、
喜々として動き回っていました絵文字:笑顔

もちろん師範方の安全確保のために、
最前列は骨法道場生と
女性ということになっています。

午後1時からいよいよ開始。

前列に師範方の机を用意し、
向かって右側から

堀辺師範、高森師範、宮城師範、
ゲストの砂澤氏、よしりん先生、笹師範、
そしてゲストの北海道議・小野寺氏、
さらに新しい師範の有本さん、切通さん・・・

という席順で並びます。

今回のテーマは

「民族と国民の葛藤
 ーアイヌ系日本人からの告発ー」

基調講演を
砂澤陣さん が行いました絵文字:会議

砂澤さんは、
自身が明確に「日本人」であり、
「日本国のフルメンバー」
であることを宣言し、
「和人VSアイヌ」の
二項対立を主張する
「アイヌ協会」に対して
疑義を投げかけられました。

アイヌは
「人・男」という意味であること、
民族を表す言葉ではないこと、
アイヌの歴史などを淡々と語られます。

私が最も感動したのは、
祖父そして父から受け継ぐ
「個人」としての生き方を
話された時でした絵文字:ひらめき

続いて、
砂澤氏と共に闘っておられる
北海道議会議員・小野寺まさる氏 が、
「アイヌ協会」の不正の実態を報告。

驚愕する事実が次々と公にされました。

小野寺氏は淡々と、
しかし説得力のある話し方で、
邪念のない、公のためだけの
活動をされていることがよくわかります。

このような人が
国政に出てほしいと思うのですが。

ここまで来て、
まず道場生との
質疑応答の時間をとりました絵文字:星

実は、師範方は今回、
この時間を不安に思っていました絵文字:冷や汗

「アイヌ問題」は、
多くの道場生にとっては
身近にある問題ではないですし、
そもそも「アイヌ」とは何かすら、
よくわからないと思います。

そのため、
質疑応答と言っても、
何を質問したら良いのかわからず、
挙手がないのではないか、
今回の道場が単なる
「お勉強会」になってしまうのではないか、
と心配していたのです絵文字:冷や汗

ところが、今回もまた、
質問の手が
どんどん挙がるではないですか絵文字:重要絵文字:笑顔

司会の笹さんは
どの方を当てようか
随分悩んでおられました絵文字:うーん 苦笑

そして、第2部の冒頭、
よしりん先生から道場生に、

「日本人はなぜ、世間の中で
 同調圧力に負けてしまうのか?」

といった質問を投げかけたところ、
4人の女性がそれぞれ
微妙に違う視点で語られ、
議論がさらに深まりました絵文字:良くできました OK

堀辺師範 は、
12世紀頃までは
東京のあたりも
「蝦夷地」「東国」といわれ、
大和政権の支配地域の
拡大に伴って
“ 辺境 ” が縮小し、
北海道だけが
「蝦夷(えぞ)」となったことを指摘。

そして
近代の民族、国民、国家の形成、
創出の過程で、最も遅れて
「日本人」となったのがアイヌ
であることを、様々な
歴史的要素を交えつつ
説明されました絵文字:会議

それを受けて 高森師範 は、
「東日本」「西日本」
形成された異文化が
歴史の中で次第に融合し、
段階的に等質な日本人、日本文化が
成立していったことを説明。

そのプロセスの中で
沖縄とアイヌの問題を
捉えることができるのではないか
と、提案されました絵文字:ひらめき

堀辺、高森両師範が
垂直的な歴史の観点から、
アイヌを、
周縁の「まつろわぬ者」が
次第に融合していく民
として、
ダイナミックに捉えなおされたのですが、

次に 有本香師範 が、
水平的な世界の民族問題との比較
この問題を語られました。

これがまた
見事なリアリティのある話で、
「ゴー宣道場」に新たな観点を持つ
女性師範が誕生したことを
実感した歴史的な瞬間でした絵文字:キラキラ

アイヌ問題は
北海道に住んでいない人々にとっては、
自分には関係ない問題で
あるかのように思いがちですが、
我々日本国民の全身体を形づくる
確実な一部であることを
実感できる貴重な道場になりました絵文字:星

最後に民族衣装の件で、
師範の間に
感情的な不規則発言がありましたが、
あのまま終わっていたら、
せっかくの実り多い道場が、
不快感だけを強烈に残すものと
なっていたかもしれません。

時間を延長して
よしりん先生が大演説を行い、
かろうじて体制を立て直しましたが、
予定調和で行っているものではない
ということが、
あれで道場生にも
わかったことと思います。

この「ゴー宣道場」も、
ひとつ間違えたら
崩壊する危険性があると感じました。

いつまでも続くものでは
ないかもしれません。

一回一回のライブが
「一期一会」の覚悟で見に来て、
皆さん方が
歴史の証言者になってください。


今回設営を手伝ってくれた方たち、
警護してくれた骨法道場生に感謝します絵文字:よろしくお願いします

設営部隊の人たちは、
新たな道場の設営を
問題なく行えるのか
とても緊張して当日を迎えていました。
中には、前日の夜は不安で
眠れなかった方もいたようです絵文字:冷や汗

かく言う私も、
道場の前、数日間、
悪夢にうなされました絵文字:絶望

ある日は、
新しい道場で、周りの皆さんは
準備万端で来ているのに、
自分だけ何も準備が出来ておらず
白い目で見られ・・・絵文字:泣く

ある日は、
レインボーブリッジを走る
よしりん号 絵文字:車 が
いくらアクセルを踏んでも
前に進んでくれず、
よしりん先生に
「時間に遅れるじゃないか絵文字:重要
と激怒され・・・絵文字:泣く

睡眠不足の日が続きました・・・。

道場が無事終わった日は、
安心して爆睡致しました絵文字:笑顔

なお、
今回の「ゴー宣道場」は、
抗議や圧力を恐れて、
全国的にマスコミが
報道を自主規制している問題ですから、

公論形成のために
「ゴー宣道場チャンネル」で

特別に2週間、
無料配信することを決定しました絵文字:重要絵文字:パソコン

決して地上波では流さないような
衝撃の内容になっています絵文字:笑顔

完成をお待ち下さい絵文字:重要絵文字:映画

みなぼん

次回の開催予定

第116回

第116回 令和6年 4/20 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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