ゴー宣DOJO

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みなぼん
2011.9.17 11:37ゴー宣道場

分派活動、内部分裂、対抗組織について

よしりん先生が
来てくれましたー
絵文字:星絵文字:星



「ゴー宣道場」をつくるとき、
堀辺師範から、こう忠告されました。

こういう集まりをつくると
必ず内部で 「分派活動」 が起き、
「不満分子」 が出てきて、
「内部分裂」 したり、
辞めて行って 「対抗集団」 をつくり、
そこからの 「引き抜き」 が行われる。

集団の結束を高めようとすると
「全体主義」「教団」
「信者」「独裁主義」
と批判され、
おおらかに意見の違いを
認めていると、師範への
「造反」の勢いとなって崩壊する。

「それを防がないと、
 目標達成までもちませんよ。
 小林さんが本気なら、
 そこを考えてください。
 でないと3年を待たずに崩壊します。」

堀辺師範はそのような状態を
何度も経験してきたそうです。

人が集まれば必ず
そのような状態が起こると。

日本人の場合、
おもにそれは
酒の席で起こるとも
忠告されました。

日本人は公的に議論するよりも、
酒の席で上司の批判をし、
酒の席で徹底的に
付き合ってくれる上司に
籠絡される。
そこを知ってる者は、
公的な場ではなく、
私的な場において、
秘密の内にこそこそ
自分に同調する者を
作り出します。

わしも
「新しい歴史教科書をつくる会」
に入っていたことがあるし、
組織運営の大変さは知っています。

意見を異にする者たちが
対立し、裏工作し、
それはそれは
すさまじいものでした。
それどころか
内部にスパイが
いるんじゃないかと思うほど、
情報が漏れていたりも
していました。
そして「つくる会」も
そのような経緯を辿って
分裂しました。

しかしわしは
「ゴー宣道場」は違うと
考えていました。

「ゴー宣道場」は
永久運動団体ではないし、
明確な目的と理念があって、
その期限も3年と
区切った集団であり、
資金はわしが出しているのだし、
門弟や参加者も流動的であること、
決して内部分裂というほどの
「団体」ではないと考えていました。

しかしそれでも
そういう「分派活動」的なことは
起こるんですね。

すでに師範にも参加者にも
不満があって辞めていった人も
いますからね。

最初に堀辺師範が
予測していたことは、
今のところかなりの確率で
当たっています。

わしはそれが悔しい。

さすがに堀辺師範、
くぐってきた修羅場が違う。

わしはまだまだ
人に対する楽観が
強すぎるのかもしれない。

今はツイッターその他の、
「個人」と「個人」を
結びつけるツールが発達しており、
横のつながりを使って
密かに「分派活動」は
行われるようです。

沖縄の道場生からも
しきりに忠告されていたのですが、
わしは耳を貸しませんでした。

その時点では表面化して
なかったのですから、
わしは誰かを疑ったりしたくないと
思っていただけです。

先日、わしは
堀辺師範と話し合いました。

そして出した結論は

「放っておこう」

というものです。

分派活動をしたい者は
どんどんすればいいし、
「オレ様一番」
「議論で負けるから造反したい」
と思う者は、どんどん
攪乱すればいいし、
自分の思う通りにならずに
不満が募れば
出ていって別の組織を
つくればいいし、
引き抜きたければ
引き抜けばいいし、
「好きにさせよう」
という結論になりました。

何が起こっても
大したことはない。

門弟の中にも、
参加者の中にも、
驚嘆する知的な人がいますし、
寡黙でも確かに信頼できる
人々もいます。

彼ら、彼女らがいるから大丈夫絵文字:重要

黙って信頼する強さが、
わしを含む師範方には
必要なのだと思います。

自分が強者であることを
忘れてはならないのです。

しかし、みんな
寂しいんだなあ。

公論よりも、
大目標よりも、
小さな「共同体」が
欲しいんだなあ。
ヒマと言えば
ヒマだよなあ。

いや、
余裕があるのかなあ?

寂しい人の「共同体」、
いずれそういうことも
考えてやっても
いいのかもしれないが・・・。
 
 
 
みなぼん

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