8月2日、一旦、4時半に目覚める。
習慣とは恐ろしい。
外泊していても、愛犬むーすけの散歩の時間には一度、 目が覚めてしまうのだ。 家内がちゃんと散歩してくれているか、 大いに不安に駆られつつ、もう一度寝た。 ホテルで朝食後、麗澤オープンガレッジに。 午前の第3講は 「京都はいつまで首都だったか?」。 念のために、受講者に京都出身の方がいらっしゃるか確認。2人、挙手。 京都の方には「京都は今も首都」と信じて疑わない人がいる。 だから、説明に注意を要する。 私の結論は、 「明治2年から平成2年にわたり、長い歳月をかけて、 我が国の首都は京都から東京に遷った」というもの。 日本の歴史を大局的に見ると、 首都は今の行政区分で言えば、福岡県から始まって、 奈良県、京都府、東京都と遷ったことになる。午後の第4講は 「昭和天皇は『自分はいかになろうとも』と言ったのか?」。私が『WiLL』の昨年9月号に発表した論旨をもとに話した。CD(展転社)を持ち込み、玉音放送を拝聴。 思わず涙ぐみそうになる。 集中講義なので、僅か4コマながら、常連の方々もおられ 皆さん楽しく参加して頂いたようだ。 それにしても、受講者の熱心さには、いつも頭が下がる。 引き続きモラロジー専攻塾。 「後奈良天皇論」「昭和天皇論」「女性宮家論」。 午後6時半終了。 さぁ、帰宅したら早速、愛犬むーすけの散歩だ。




















