ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.12.15 14:55

保守とロックの近似性


自民党は有権者の25%の票で、75%の圧倒的多数の

議席を獲ってしまった。

小選挙区制は民意を反映しない奇妙な制度である。

 

細野豪志が民主党代表になるのは賛成なのだが、問題は

維新の党との共闘の仕方だ。

維新の党はアベノミクス賛成で、もっと加速させるべき

という改革政党だ。

憲法改正も含めて、民主党が自民党との差がほとんどない

政党に変貌してしまう危険性がある。

自民党を脅かすどころか、自民党の補完政党になりかねない。

 

沖縄で自民党が全敗というのが痛快だ。

本土のナショナリズムはパトリオティズムの核を失くして

劣化しているから、沖縄のパトリオティズムの方が良質だ。

差別大好きの愚劣化する似非ナショナリズムの暴走を、

沖縄県民が盾になって防いでいるようなものだ。

 

沖縄県民にロックンロールを感じる。

ヤマトンチューは大和魂を失った。

 

本物の保守は、実は臆病で欺瞞的な同調圧力で出来上がって

いる大きな体制を、少数派ながらもロックな不協和音を

かき鳴らして風穴を開けるものだ。

本物の保守と、ロックは、欺瞞を突く魂において似ている。

日本はもう沖縄から救ってもらうしかないのかもしれない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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