ゴー宣DOJO

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第78回 2018/12/9(日)14:00

テーマ:「移民と人権とナショナリズム」

  • 第78回「ゴー宣道場」アンケート回答1

    12月9日(日曜)「移民と人権とナショナリズム」をテーマに、第78回「ゴー宣道場」が開催された。 ゲストは国会での入管法改正の議論で、再びその存在感を示した山尾志桜里議員である。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆小林先生が提唱した“グローバリズム”と“インターナショナリズム”、“人権国家主義”と“人権普遍主義”の対立が興味深かった。 際限なきグローバリズムは国民を豊かにするのではないというのは明白だと思うが、それを訴えてくれる政党が共産党くらいしかないのがもどかしい。 (静岡県・21歳男性・大学生) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あれは「ゴー宣道場」の前夜、テレビで山本太郎議員が自民党席に向かって「保守を名乗るな!」と言った光景を見て、「保守はいない」という現実を説明しなければならないと思いついたマトリックスです。 視覚的に分かって便利でしょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆グローバリズムが諸悪の根源だと改めて認識させられた。 国粋主義はよくない(行きすぎ)が国民主義は必要だと思う。 日本人は開国を良きことと思いすぎている。 大河ドラマなどで洗脳されているのではないか。 (東京都・51歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 欧米列強の侵略がなければ、江戸時代までの伝統を活かして近代を漸進的に取り入れたでしょうね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆冒頭にて小林先生が示されたグラフが分かり易くて良いと思いました。 以前、労働組合の集会に行った際、やたらとトランプ政権の誕生を危険視していた意味が分かりました。 結局、左の人達はナショナリズムが嫌だから、保護主義の意義を理解できないのですね。 (千葉県39歳男性・・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ナショナリズムを悪か病気としか思っていない連中、グローバリズムを進歩で良きことと脳髄まで洗脳された連中ばっかりですからね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆グローバリズムにおける問題点は、「民主主義という病い」「反TPP論」等から概ね理解していましたが、正に強欲資本主義が横行していると感じました。 人間というのは欲が深い!!! (茨城県・49歳男性・自衛官) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 資本が暴走しても革命は起こらず、格差が開くだけで、0.1%の者が富を独占できると分かってしまったのが最悪でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆移民の選挙権や医療保険まで考えるととても難しい問題だと思いました。 単なる労働力だと思っていると大変なことになりますね。 「覚悟が必要」その通りだと思います。 (神奈川県・37歳女性・会社経営) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そもそも移民反対と言える国会議員も、知識人も、マスコミもいないでしょう。 野党は「人権普遍主義」の立場で、外国人労働者に感情移入するばかりで、「人手不足倒産」になる経済の現実を直視しない。 「移民反対」とは絶対に言わないし、移民を受容したあとの日本がどう変わるか、与党も野党も考えてみようともしない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆議事録が出来ないうちに議論をすすめて正誤を確認できないまま国会をすすめて何の意味があるのだろう。 こんな最低最悪の安倍長州政権の横暴を許す日本の選挙民は何の判断力ももたなくなってしまっているのか。 どうなるんだ日本は。こんなに簡単に独裁国家が出来てしまうのかというのを今日本国民は知らされているのを知るべきだ。 (東京都・68歳男性・無職) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 与党は議論が嫌いなんです。 最初に結論ありきで、押し通しているだけですね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆山尾議員がゴー宣道場に参加するために、いろいろなリスクを背負って来ていただいていることに感謝します。 自分の選挙区に山尾議員のような方がいないのが残念です。 選挙区に関係なく、政策や活動を見て投票できるようなシステムになれば日本の政治も少しはマシになるのかなと思ったりしましたが、まずは自分を含めて私達国民の質を上げなければならないと今回も思いました。 (千葉県・54歳男性・福祉施設職員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国民が議員を選んでいるから仕方がないのですけどね。 民主主義の病いですよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆今の日本は単純に出稼ぎの場としても魅力があるのかが疑問に残る。 失われた30年で、経済で停滞して賃金がほとんど上がらず、実習生をだますように働かせないと経済がなりたたないというのは根本的に経済構造が間違っていると考える。 (神奈川県・24歳男性・公務員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 全くその通り。 外国人に、観光で来てもいいが、働きには来るなと警告したい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆今年の4月から生活保護の仕事をするようになった。 生存権は国民に保証されているが外国人にも生活保護を受ける権利をもたせている。 中には日本語が話せない方もいておよそ国民とは思えないのになんでそこまで保証せんとならんのかと思うが、条約で人道的保護せんとならんからややこしく思っています。 (静岡県・44歳男性・地方公務員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そんなことやってたら財政もちませんよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆企業にとっては移民は安価な労働力かもしれませんが、自治体にとっては、人的金銭的にも大きなエネルギーが必要となります。 その覚悟が日本人にあるのでしょうか。 泉美さんが紹介していた川口市では地域の小学校で特別支援級を1つの学校で4~6クラス作らないと 教育が成り立たないことが発生しています。 日本語が余り話せない子どもの入学が増えてきていますが、その対応は自治体にまかせっきりになっています。 (埼玉県・45歳男性・地方公務員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本語出来ない子供が学校に来るという現象が増えているんですね。 人権普遍主義は自治体の財政より重いと考えられていますからね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆まず、山尾議員がYシャツの胸ポケットに入っていそうなイメージの木蘭先生と変わらないくらい小柄なのに驚いた。 テレビ等で議論されている姿からは宝塚の女優(天海祐希)みたいな長身の方というイメージだったが、それはテレビ等から伝わる山尾議員の気迫がその様なイメージを抱かせたのだと思う。 (静岡県・42歳男性・旋盤工) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「Yシャツの胸ポケットに入っていそう」って、少女漫画みたいやな。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆私は両親が中国から移り住んでいるので、外国人が日本社会で適応する大変さというのは近くで見てきている。 言葉、習慣、差別のまなざし、今でさえも、苦労して同化する人はいる。 これ以上うけ入れれば、必ず同化しないコミュニティができ上がり、分断がおきてしまうと思う。 労働問題であるのならば、もっとやることは別にあると思うのだが、そういう声をくみ上げる政党がないのは大変にくやしい思いである。 (千葉県・28歳男性・講師業) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本語を使わないコミュニティを容認していいのかね? 郷に入れば郷に従わせるしかないと思うがな。 「多様性」とか「多文化主義」の陥穽も直視なければダメだよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆財政出動の必要は理解できるのですが、共同体のマインドを失った会社に対して税を投入して公正に分配がなされるのか、疑問を感じました。 移民に対する覚悟という点には非常に考えさせられました。 (東京都・38歳・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 会社に税を投入するんじゃなくて、様々な分野で公共投資しろということでしょう。 地震対策だけでも今のうちに学校や病院、橋やトンネルを補修しておく必要がある。 自治体の仕事だが、水道管だって公共のものなのに、ボロボロで放置していたから民間に渡さなければならなくなったんじゃないですか? 教育や新たな共同体作りでも国家が推進してやらせることはいっぱいあるでしょう。 ただしグローバリズムだと、公共投資にも外国人が入ってくるから日本人の160万人の失業者を活かせない。 まず保護主義を見直して、日本人の完全失業者を活かし、60万人以上のニートも働かせる工夫をしなければならない。 実質賃金を上げて、結婚・子育てができる環境を整えなければならない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆身につまされました。私は主人がアジア系の外国籍なので、移民の問題は、直に人生(私達にも身内の人達にも)に深く関わるものと感じていました。 「(住む国)国の歴史を背負う」という山尾先生のお言葉は、深く胸にひびきました。 数年前(入管法が話題になる前です)、主人が「君の国はボクの国でもある。そのためなら戦うよ(自衛隊に入ってもいい)」と言ってくれたのを思い出しました。(年齢的に実現しませんでしたが) (東京都・39歳女性・主婦) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その主人は立派です。その覚悟がある人は移民OKです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆自分の中にある国政への嫌悪感が、山尾さんが言及された、国会で議論が成り立たない、重要法案は通常国会に持ち込まない点で納得できた。 今の状況のままで5年後を想像してみる。 議論なき(=覚悟なき)移民方針のため「日本は奴隷立国だ、昔は性奴隷、今は実習生という名の労働奴隷」こうならないように何が出来るか。悩ましい。 (東京都・54歳男性・ITアーキテクト) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「重要法案は通常国会に持ち込まない」 ふざけすぎ!ふざけ杉田水脈ですな! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆陛下が外国語教育が肝要と外国人労働者をはげまされたという話に感動しました。 移民受け入れの場合、語学教育などで地域社会にも、国政側にも相応の配慮が必要なのにそのままおろそかのまま法律のみ通る現状が異常に感じられました。 そのほかホノルルの物価の話や、おっちゃんがホームステイとセクハラを両立できる、外国人配偶者の話なども印象に残りました。 野党の票は愛という、最後の山尾議員の話も、選挙制度の矛盾をあらわにしていて、暗い気分になりました。 (神奈川県・53歳男性・無職) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 外国人を奴隷あつかいするのは、人権の問題じゃなくて、人道の問題と言って欲しい。 人権は被害者にあるが、人道は加害者にある。 人の道に反する雇い方をするなということです。  
  • 第78回「ゴー宣道場」アンケート回答2

    第78回「ゴー宣道場」「移民と人権とナショナリズム」のアンケートに回答します。 しかしこれ、時間かかるんだよな。 ちゃんと読んでいるのかいな? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆座標軸を使っての各党の位置付けがとてもわかりやすかったです。 保護主義で国民主義な政党は無いのですね。 安い賃金で働かせる人材が欲しいのであって、マトモな賃金で働く人間はいらない。そのために外国人を移民させたい。そのための法案を今回通した。 しかし中味は何も決まっていない。 国会が不要になったのが良く分かりました。 (東京都・51歳男性・自営業) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 重要法案であればあるほど、国会で熟議が尽くされることはない。 それはよくないのではないかと思う国民はいるにはいるのだが、大して怒りはしない。 そもそも何が問題なのかも明快に分からない。 選挙になればやっぱり野党には入れられない。 偽善だけで世の中、回っているのではないということは、なんとなく分かるから。 こういったところかな。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆総じてグローバリズム、新自由主義により世界が均一化する事は底辺への競争を加速させて誰も幸せにならないという事をもっと日本人は関心を持つ必要があると改めて感じます。 その先には国家指針がなく、従米から抜け出せない日本の状況が一番の問題点だという事につながって来ると感じました。 (千葉県・46歳男性・自衛官) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わしも「底辺への競争になる」と、ずっと言ってきたのだが、人々は「時代の流れ」と思い込んでいる。 時代は人が動かすものなのだが、ナショナリズムを悪として弱められてきたために、日本国民の経済をまず第一に守ろうという「国家エゴ」が消滅してしまった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆野党も、反対論調のメディアも「外国人の人権が…」としか言っていないことがおかしいと思っていました。 「日本人の労働を守るため」というナショナリズムの立場からの反対の声をもっと大きくしていかなければならないと思いました。 (東京都・22歳男性・学生) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 凄い!よく分かっている。 「人権普遍主義」に冒されて、日本国民の基本的人権を考慮することなく、野党は「外国人の人権」を第一に考えているように見える。 出発点は、完全失業者160万人をどうやって活かすかだけ考えればいいはずだ。 さらに将来の労働力をどうやって増やしていけばいいのかを一刻も早く議論しなければならないのに、それをやらない。 「移民反対」と言える政党もマスコミも知識人もいない。 移民反対は排外主義だと思えわれるから言わない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆日本に本当の保守がいないというのは大きな問題である。 グローバル主義こそ正義という風潮もどうにか変えていかないとならないと思った。 やはり保守とは何かということをはっきりさせ、国の未来のために何を護らないといけないのか?ということを国民的に考えていかないといけないと思った。 (神奈川県・42歳男性・自営業) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「保守」を自認していた枝野幸男も、結局、シールズ系のリベラル左翼に包囲されて、保守のニオイを一切発散させなくなってしまった。 保守を「保守的」「前例踏襲主義」「国粋主義」と勘違いしている輩が多すぎる。 さらに「ナショナリズムなき保守」などあり得ない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆現政府には「移民を受入れる覚悟」は無いからいいかげんな法整備をしやがるんだと納得。 会社が共同体でないというのは一部上場企業に務める者として、なんとなく体感してます。 会社は「株主」のモノだそうなので… それもどうなんだか、個人的には疑問ですが…。 (埼玉県・47歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小泉構造改革以前までは、まだ会社は労働者のものだった。 それ以降は、会社は株主のものになった。 日本的経営を「古い」「保守的」と批判されて自信を失い、世界標準(アメリカ標準)に合わせてしまう構造改革を国民が支持してしまった。 ナショナリズムが弱すぎて、保守すべきものが分からないエセ保守が跋扈し過ぎたのだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆やっぱりこんなことに……。外国人労働者の自殺などの実態にはショックで情けなく悲しく涙が出た。 国会の議論が起こる前に法案を通してしまうやり方に、国民がまたなんかやってるよ的に無関心になっていることが、自分も、小林さんがいらっしゃらなければ絶対そうなので、おそろしいことだと思った。 (千葉県・52歳・販売) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 社会がどう変化しているか、社会がどう変えられようとしているか、それに関心を持つ者が圧倒的に少なすぎる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆山尾議員が人権普遍主義で、国家の存在を担保装置的に説明したが、人権の具体的中身、内実が共通したものと考えているのだろうが、私は人権が国毎に異なり、それを保障する権力も異なると考えているので、意見が違うと感じた。 平等や自由について、普遍的に幸福を感じさせる形はないと思う。 アメリカ人が好むそれと、日本人のそれは異なって当然だと思う。 (大阪府・43歳男性・自営業) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 頭いいな、この男。 こういう参加者を発見したら「ゴー宣道場」をやってよかったと思うよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆山尾議員の「我国は受け入れ国としての器量が無い」という発言は刺さった。 自らの足元もおぼつかない状態で多様性の多文化のという空論を並べるリベラル(サヨク)勢への警告になる。 “多様化が人類の達成すべき理想”という「リベラルとしての病“に取りつかれた行く末をかなり不安に感じていたが、この分ではまだ「大丈夫だ」と実感できた。 受け入れに伴う「感性や価値観の混乱」への良い意味で対抗材料になる。 (埼玉県・51歳男性・サービス業) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山尾志桜里がまだリベラルにこだわっていると、立民内のリベラル左翼に絡めとられるから危険だ。 山尾志桜里を「保守」にしなければならない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆山尾先生のキャラクターは、本当に魅力的だな、と思いました。 「バカな政治家(はいる)」「与党は利権を守り、金を与えるが、野党は愛しかない」と、はっきり断言するところに、とても好感を持ちました。 本来政治家とはそういう言葉を駆使できる人でなければいけないのではないか。 今後も、山尾先生を応援したいです。 (愛知県・46歳男性・司法書士) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山尾志桜里は頭がいいし、自分の言葉を発見できる。 国会議員の中では圧倒的少数派だろう。 リベラル左翼から抜け出せば、もっと重厚感が出る。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆「技能実習生を受け入れる経営者の大多数は善人だけど、制度を取り入れるにつれて変わっていく」という山尾議員の話はとても生々しかったです。 よしりん先生が再三強調されていた「企業を潰して良いのか」という話とリンクする話だと感じました。 本来、地方に強いとされる自民党が対処しないとならないはずです。 現在の自民党がいかにグローバリズムに毒されているのかが、かえって良く分かりました。 (群馬県・38歳男性・アルバイト) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 技能実習生の実態は「出稼ぎ」だろ? 昔は東北から東京へ「おら東京さ来ただ」と千昌夫や吉幾三みたいな人たちが「出稼ぎ」に来ていたものだ。 一方で中学卒業して「金の卵」として上京する若者もいっぱいいた。 技能実習生は「出稼ぎ」なのか、「金の卵」なのか、どっちなのか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆よしりん先生が「中国ははじめはスマホを国内に入れさせなかった。 国家をあげて強くして、今はNo.1だ」との指摘は、言われてみればそうだな、と思いました。 テレビで見たのですが、中国は深圳(しんせん)という町を国家プロジェクトとしてIT都市にしてファーウェイやDJIのような企業を作り上げました。 このような例を見ると日本でも保護主義政策の覚悟を 決めれば、うまくやれるのではないか!と思います。 グローバリズムの政策では一般庶民にはメリットが少ないので余計にそう思います。 (神奈川県・38歳男性・アルバイト) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中国は国家資本主義だから、グローバリズムの侵略に国家が歯止めをかけ、自国の産業を保護します。 勝てる企業を育ててから、全球化などと言って、自由貿易を唱え、大儲けします。 それどころかファーウェイのように、スマホにスパイウィルスを仕込んで、輸出先の国家や企業から機密情報を盗んでしまったりします。 こういう狡猾な戦略をとれる国が生き残るのです。 グローバリズムを「人類みな兄弟」と勘違いしているウブな日本政府は、国民を貧困に叩き落とすだけです。 ナショナリズムがあまりにも弱い! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆久し振りに参加できましたが、会場の雰囲気が明るくなっていて、ちょっと吃驚、議論は相変わらず熱く、レベルも高く、大変勉強になりました。 (愛知県・54歳男性・求職中) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 設営隊が頑張っているのが雰囲気を明るくする要因でしょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆結局、財政出動が必要だと思います。 財政を増やすためには法人税を揚げるしかなく、企業が生き残っていくために、やはり保護主義、国民主義に向かうべきだと思いました。 (東京都・43歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いざなぎ景気越えなんて言ってるから、景気が良いのだろう、ならば緊縮財政と思わされてしまう。 どうしても景気が良いとは思えない。 この件はいずれ「ゴー宣道場」で議論しなければならない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆昔、父の関わっていた会社が実習生を使っていましたが、一時的に人件費が下がっても慣れた頃離れる制度であり、その会社は無くなりました。 韓国では日本のこの制度を見本としたが失敗し、独自の手厚い制度にしたそうです。 果たして韓国よりひどい扱いの日本に来るのか疑問です。 住んでいる立川市では語学ボランティア教室の生徒が増えすぎ、パンク寸前です。 これ以上外国人を受け入れるのであれば国が常識を含めた語学教室をセットで作るべきと思いました。 (東京都・37歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「常識を含めた語学学習」というのがいいね。 リベラルでグローバリズムに染まった者は、国ごとに「常識」が違うということが分かっていない。 日本国が歴史の中で醸成してきた「常識」は、日本語の中にも感性として封じ込められている。 それを守ろうとするのが「保守」なのです。 「常識を含めた語学学習」というのは気に入った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆〝生まれた国で働けることが幸せ〟という高森師範の言葉が全てのような気がします。 (東京都・47歳女性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人は本来、生まれた国で働けるように努力すべきなのです。 それをあえて捨てざるを得ない事情もあるのかもしれない。 ならば新たに選択した国の発展に尽くすべきであって、日本語を学んで、日本人になる覚悟は、移民の側にも必要です。 なお、日本人と日本国民は違う。 日本語で夢を見るなら日本人であり、日本語を流ちょうにしゃべれなくても、国籍を取った者は日本国民です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆国会のずさんさ、野党の人手不足、山尾議員の立場の苦しさ、最低賃金以下でないと経営が成り立たない社会状況、そのうち日本人の賃金も下げられるという予測、グローバリズムの末路として企業だけ潤い国民や国が亡ぶという結末。 正直、絶望感しか感じられず、これまでで一番苦しい回でした。 ただこの苦しみから逃げず、自分の現場で解決策を模索していきたいと思います。 (静岡県・36歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これまでで一番苦しい回か。誠実な人だな。 知的誠実さがあるから、そう感じるのだろうな。 それでも「ゴー宣道場」にやって来るのだから大したものだ。 そういう日本人がいなくなってるんだ、今は。 考えると苦しいから、思考停止の方がいい、遊んでいよう、と考える者がほとんどなんだよ。 くたびれたな。これで終わりだ。 どうせ読んでないでしょ。  
  • 第78回 移民と人権とナショナリズム

  • 第78回 語らいタイム

12月9日(日曜)、今年最後の「ゴー宣道場」の応募締め切りが11月28日(水曜)である。
もう3週間を切っている。

テーマは『移民と人権とナショナリズム』にする。

日本はすでに世界第4位の移民大国になっているという。
そして政府は外国人労働者の受け入れ拡大のため「入管法改正案」を閣議決定しようとしている。

これは移民ではないのか?
経済界の要望に応じ、期間限定で労働力を借りるだけという虫のいい政策が通用するのか?

EUも移民政策の結果として、右翼政党が急伸し、メルケル独首相が退任することになった。

アメリカでは続々押し寄せる移民キャラバンに対して、トランプ大統領は軍隊まで出動させて防止しようとしている。

果たして日本は移民問題にどう対処すべきなのか?
これは日本という国のかたちを変える恐るべき政策である。

この問題は政治家か専門家をゲストで呼んで、考えざるを得ないだろう。
いずれゲストを発表するが、とりあえず応募開始である。

 

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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