ゴー宣DOJO

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第46回 2015/2/8(日)

テーマ:「『新戦争論1』と戦後70年」

  • 第46回「ゴー宣道場」アンケート回答1

    28日、第46回「ゴー宣道場」が開催された。

    テーマは「『新戦争論1』と戦後70年」ですが、主に

    イスラム国のことを中心に議論しました。

    以下、アンケートに書かれた感想に、わしが回答します。

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    ◆「イスラム国」や今回、日本が取った態度について多角的に

    論じられて面白かった。人質事件が起きた直後に政権支持率が

    上がっているのを今日のニュースで知りました。

    国民もマスコミも結果責任を問わず、近視眼的で好戦的、

    思考停止状態になりつつあるなと、小林先生の話を聞いて

    改めて納得しました。『アラビアのロレンス』観ます!

    (東京都・38歳男性・編集、ライター)

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    その戦争の結果として、秩序回復=平和が訪れるのなら、

    賛成してもいいというのは、一つの価値基準としてある

    と思います。

    政府と国民が目の前の「対テロ戦争」を支持する結果として、

    中東に秩序が形成され、世界にテロが拡散しないという

    結果が訪れるか?

    それが問題なのです。

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    ◆大学生のときに『アラビアのロレンス』を見て、欧米と

    中東の価値観をそのまま反映させた内容、エンディングに

    感銘を受けたことを覚えています。

    同時に、それを映画というエンターテインメントに

    仕上げたレベルの高さも。

    ちなみにオマー=シャリフ派でした?

    (東京都・40歳女性・自営業)

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    その通り。

    あの映画は政治性とエンターテインメントが無理なく

    融合してるのがすごいのです。

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    ◆新戦争論1でも描いてたのですが、アラブ諸国の国境が

    欧米諸国によって作られたのを初めて知りました。

    国家の意識がないアラブ諸国を維持するためには

    独裁しかない、やはりフセイン政権は正しかったと思います。

    「テロに屈しない」と発言した安倍首相と共感した支持者は、

    戦争の覚悟はあるのか?と感じました。

    (大阪府・46歳女性・主婦)

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    宗派・部族単位の利益しか考えない人たちなんですね。

    したがって国民が出来上がらない。

    国内がバラバラで反目し合ってるから、国境の中に封じる

    には独裁しかなくなるんです。

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    ◆日本がイスラム国との「戦争」に本格的に加わり始めている

    という現実を思い知らされ衝撃的な感情を抱きました。

    安倍政権の判断は「お花畑」だという表現は的を射ていて

    国民の側が監督責任や覚悟を持っていかなければならない

    ということを噛み締めることができました。

    私はイラク戦争当時8?9歳で、その時の言論環境などは全く

    実感としてありませんが、

    小林先生の孤軍奮闘ぶりに驚きました。

    (千葉県・19歳男性・大学生)

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    イラク戦争当時、8?9歳なのか!

    ここ20年の出来事すら歴史になっていくから、やっぱり

    アフガン・イラク戦争のことも、オウム真理教のことも、

    高度経済成長・バブル経済のことも、

    もう一度説明し直さないといけないんだな。

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    ◆メディアの側が安倍批判を封じるのはオカシイと

    思っていました。

    テレビやネットでは政権批判は非国民であるとする人もいて、

    戦前の空気ってこんな感じだったのかなと思っていました。

    今回参加して安倍批判はおかしいことではないとわかり、

    参加して良かったですし、ゴー宣道場は貴重な場所だと

    思いました。

    (神奈川県・34歳男性・学生)

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    戦前と同じです。

    特に安倍政権が長く続くとなると、メディアは権力に

    おもねって批判を控えます。

    スポンサーや世論の同調圧力に屈するからです。

    テレビの司会者やコメンテーターをよく観察しましょう。

    誰が政府より、権力よりに偏ってるか、見抜きましょう。

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    ◆総理を含め日本国民全体が平和ボケしすぎているのか

    「当事者意識が足りない」という状況がものすごく危険だ

    と思った。戦争に巻き込まれる「思考停止」は避けたい

    けれども、「一枚岩となってテロに立ち向かえ」だの

    「今、政権批判するのは非国民だ」といった世論が

    大勢となったときに、果たして自分は他の人とは違う

    意見を言える勇気があるかどうか自信がない。

    (東京都・40歳女性・会社員)

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    問題はそこです。

    泥沼の支那戦線に嵌り込んだことが、結果として、

    どれだけ日本の国益を害したか?

    あの時代の国民・メディアが、政府・軍部に騙された

    結果が現在なのです。

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    ◆小林先生、高森先生の「怒り」が会場全体に伝播した様に

    感じました。この感覚は参加して直接会場にいるからこそ

    感じることができたのだと思います。

    現政権や左右の知識人やメディアに対して、斜に構え

    クールに批判するのではなく、「怒り」で対抗する、

    このような「佇まい」こそ、伝えるべきであると思いました。

    (東京都・27歳男性・MR)

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    みんな生活に疲れて怒りを持続する元気がない。

    「ゴー宣道場」ではそれが蘇るでしょう。

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    ◆右も左も頭の中がお花畑で、リアルにものを考えない、

    当事者意識がないという点が重要なポイントだと思いました。

    きっと当人はそれほど大変なことではないと思っている

    のでしょうが確実に危ない道に足を踏み入れてしまっている。

    せめて確信犯であってほしいとさえ思います。

    (東京都・35歳男性・会社員)

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    「対テロ戦争」を絶対正義として、欧米の軍事力の後押しを

    する形で、中東に首を突っ込むことが、一番恐ろしい。

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    ◆笹さんの「アメリカの増長とゴーマンを確固たるものに

    してしまった、日本の罪深さを感じた」というご発言に

    とても共感します。事なかれ主義とか、自分たちの安泰

    (実はそうではないけど…)ばかり考えた日本の行動が

    アメリカを調子に乗らせて世界の他の国に悪い影響を

    及ぼしているような気がして申し訳ないです…。

    (東京都・40歳女性・会社員)

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    恐米ポチでは、日本の誇りも何もあったもんじゃない。

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    ◆「イスラム国」の残酷性も問題であるが、アメリカの空爆

    によって被害にあったイラク、アフガニスタンの子供や女性

    に対する残酷性を忘れてはいけないと思いました。そして、

    そもそも原爆こそ戦争犯罪であり、最も残酷な大量虐殺で

    あることを日本人は常に自覚しなければと思いました。

    「イスラム国」の問題にもやはりアメリカとの歴史が

    からんでいることに考えさせられました。アメリカの

    イラク戦争が「イスラム国」を生みだし、世界中を不安定に

    していることに憤りを覚えました。

    (神奈川県・31歳男性・中学教師)

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    空爆はテロです!

    一挙に何百人、何千人と殺戮するのはテロです。

    その中に女子供を含む民間人が混じっているのです。

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    ◆高森先生が人質事件の安倍政権のやり方に対し、疑念を

    述べられている時に、手が震えていたのが印象的でした。

    特に明治神宮や皇居でテロが起こるかもしれない

    部分が激しかったように思います。

    私心だらけで臆病者の自分ですら、そういう場で

    起こされたら戦うしかないと決意しよう。その

    シミュレーションをして備えておかねばと感じました。

    (群馬県・34歳男性)

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    わしは後ろから見ていたから分からなかったが、

    多くの人が指摘していた。

    高森氏も相当の覚悟で立場を鮮明にしたのだろう。

       
  • 第46回「ゴー宣道場」アンケート回答2

    ◆「安倍以外に誰がいる?」と言っている人へは

    「安倍以外なら誰でもいいよ!今以上に悪くはならない」

    とすら思うのですが、田村氏のお話を伺っていると、

    政治家ですら付和雷同して、物事の本質をきちんと見よう

    としていないというか、覚悟がなさすぎると思いました。

    ある意味、山本太郎の方が、政治家としての本質を

    備えていると思います。

    (埼玉県・45歳女性・パート)

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    国会での「対テロ決議」に全員賛成する中、山本太郎だけが

    退席したと聞いているが、わしは詳細を知らないので

    何とも言えない。

    ただ、全会一致で「対テロ決議」というのは、

    大政翼賛会でしょう。

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    ◆田村謙治元代議士の話をもっと聞きたかったですが、

    立場上難しいのかなと思います。

    それでも、世間の空気の中、ここに来て壇上に立つ事は

    とても勇気がいる事と思いますし、信念がある方だと

    思うので頑張って頂きたいです。

    (東京都・38歳男性・会社員)

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    政治家は個人として行動できないからな。

    田村氏がどんな政治家に育つか、見守っていこうと

    思っている。

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    ◆色々ありましたけど、やっぱりゲストをどんどん登場

    させてほしいです。

    多方面からのゲストの参加で、この空間は閉じられたもの

    ではないということがアピールできるような気がします。

    「道場」の中だけでなく、「ネット動画」でも多方面の

    方々との対談などがあればとても嬉しいです。

    (埼玉県・44歳男性・予備校講師)

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    まず、出てくれる?

    わし自身への偏見は相変わらず大きいのだよ。

    言論人は右派か左派しかいないし、ポジショントーク

    しかしない人ばかりだよ。

    前回のように支離滅裂なゲストだったら、

    2か月に一回の「ゴー宣道場」が無駄になるよ。

    そしてギャラは? 50万、100万の人は呼べないよ。

    問題は多々あります。

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    ◆『戦争論』を読んでから17年経って、この国の言語空間は

    すっかり変わりました。

    私の会社の労働組合は旧態依然たるサヨク組合で、

    17年前は組合員にも易くに反対デモ等の動員があり、

    私のようにSAPIOを読んだりしている者は「反動分子」

    「危険分子」と見られました。

    ところが安倍政権になると大政翼賛会のようにネトウヨ的

    言動をする人が増えてきました。

    どちらも当事者意識がなく、空気に流されてしまう

    怖さを感じます。

    やはり、思考停止してはいけないと改めて感じました。

    (東京都・40歳男性・会社員)

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    その通りです。考えさせる場所がないんです。

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    ◆正しいことを知りました。それでも他者を説得するのは

    意見と同様、もしかしたらそれ以上に自分の人格が魅力的で

    なければいけません。まずはそれでも理想をあきらめない。

    自分の魂(感情をこえた心)を守りたいと思いながら聞きました。

    (東京都・42歳男性・音楽制作業)

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    真摯な態度だと思います。

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    ◆小林師範の「首相だったらこういえるだろう」という

    スピーチに感動しました。

    小手先のテクニックや交渉ではなにも解決しない、

    やはり正直に、真正面から挑まなくては人は動かない。

    世界も動かない。

    最後の質問のお父さんの言葉に共感しました。

    私は6才の長男がおりますが、1?2歳のころは、

    どこか子供も「他人事」のように「自衛隊員になって

    国のために生きろ」なんて思っていましたが、

    6才になり、6才なりの人格も育ってくると、

    「自衛隊員になれ」なんて、とくに現状では思えなく

    なりました。

    こいつが20才になったら…なんて想像したら胸が

    熱くなりました。

    (埼玉県・41歳男性・介護リハビリ)

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    娘と一緒に来てくれていて、実感のこもった質問で、

    あれは良かったな。

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    1970年生まれ?のお父さんと娘さんの言葉にじーんと

    しました。

    その親子さんの小林先生のお答えに心打たれました。

    私は上手に言葉で表現できませんが、皆さんのお話がきけて、

    勉強できて、いろいろ考えさせられました。

    参加できてよかったです。質疑応答、もっとききたいです。

    (東京都・34歳女性・医療関係)

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    次回はもっと質疑応答を増やそうかな?

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    ◆小林先生の「日常に埋没していたら、いつの間にか

    思考停止し、気が付いたら誰も止められない戦争に

    なってしまう。

    そうならない為に、ここで皆で議論をしている。

    だから、怖がらずに次回も参加して下さいね」と若い

    お嬢さんに優しくお話しされているのが、微笑ましく

    印象的でした。

    こんなに優しい人があんなに恐い漫画を描くなんて、面白い。

    (神奈川県・29歳男性・システムエンジニア)

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    漫画はやっぱり恐いんだな?

     

     
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