ゴー宣DOJO

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第42回 2014/6/8(日)

テーマ:「憲法を知らぬ保守を叱る!」

  • 第42回 「ゴー宣道場」アンケート回答

    68日の「ゴー宣道場」は『憲法を知らぬ保守を叱る!』

    と題して開催。

    忙しすぎて参加者のアンケート回答を忘れていました。

    危ない危ない。

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    ◆憲法99条は全く注目していなかったので、ここまで憲法の

    意義が含まれている条文だとは思いませんでした。

    また、たしかに日本国民は国家権力への警戒が足りないと

    反省しました。

    天皇皇后両陛下がたびたび憲法をまもる大切さにおふれに

    なられていたのも、自らを律するためであったと知り、

    改めて立憲主義の重大さを認識させられました。

    (群馬県・30歳男性・家事手伝い)

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    現行憲法の99条こそは立憲主義の精神なのです。

    わしは前文を読みたくなくて、ちらっと最後の条文を

    見たら、発見してしまったのです。

    ずぼらの勝利です。

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    ◆初めてのゴー宣道場だったが、ブログの文章とは異なる

    生の声、迫力が良いなと思った。

    ネット中継はなんだか良く分からなくて億劫だったから、

    実際に足を運んだ方が色々と為になる。

    今回の話を聞いて、自分は右派のイデオロギーで憲法を

    見ていたのだなと感じた。

    国家を縛るための憲法をその頂点である天皇が定め、

    自らがそれを重んじるという形は憲法という存在を

    日本風に変化させた顕著な例だと思う。

    私の大学でも、憲法を論じ考える人は殆どいなかった。

    劣化し続ける日本人に悲愴な気分になる。

    維新以後、日本は劣化するばかりでは、とも考えてしまう。

    (千葉県・19歳男性・大学生)

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    その通り。

    今ほど日本人が劣化した時代はないかもしれない。

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    ◆現行憲法の第99条と自民党改正草案の第102条の比較に

    よって、本来、憲法が何を律しようとしているのか、

    自民党が憲法を悪法とも言えるような方向へ変えようと

    していることがよく分かった。

    国民ではなく国家権力を縛るものだというのが分かった

    だけでも目からウロコでした。

    (東京都・38歳男性・編集 ライター)

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    自分で勉強したら大変だけど、「ゴー宣道場」で聞いたら、

    あっさりわかるでしょう。

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    ◆「ゴー宣道場」は毎回面白いですが、今回は特に

    刺激的で面白かったです。

    自分に全く知識がないので、正直、お話を理解するのが

    大変な場面もありましたが、様々な視点から憲法を考える

    ことが出来たのではないかと思います。

    今日は、すごーく絶妙なバランスの上に成り立った

    ゴー宣道場だったと思います! 

    同時に、今の安倍政権のおかしさに気がつくことも

    出来ました。何だか怖くなってきました…

    今回のゴー宣道場がきっかけで、真剣に考える方々が

    増えてほしいです。

    (東京都・37歳女性・看護師)

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    知的好奇心が旺盛じゃないと、「ゴー宣道場」の議論も

    理解できないし、もっと普及させるには、わしが描く

    しかないな。

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    ◆憲法の話も、突きつめていけば「天皇」に行きつくのだな、

    と思いました。

    憲法に関して、一番真剣に考えていると言っても良い

    陛下の意志を行動やお言葉から、しっかりと汲み取ることが

    必要だと思いました。

    「権力」と「国民」の関係は、歴史的、文化的な観点から

    整理していかなければいけないということを学べました。

    憲法とは何か、立憲主義とは何か、そういうことを

    国民全体で広く共有し、暴走する権力と立ち向かえるよう、

    自分にできる努力をしていきたいです。

    (岩手県・17歳男性・高校生)

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    17歳でそこまでわかっていたら、日本でもトップレベルです。

    次世代のオピニオン・リーダーになってね。

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    ◆「憲法は妥協の産物。理念は持ち込むべからず」という

    見識は、右左どちらも見落としていると思いました。

    「理念は言論と政策で訴えるべし」その通りと思いました。

    (東京都・53歳男性・自由業)

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    安心するよ。伝わってる感触があって。

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    ◆憲法とは何なのかについて、自分が何も知らないという

    ことを知ることが出来ました。

    国家権力を縛るものであり、その前提には権力に対する

    恐怖があったとは…。

    単に平和の素晴らしさを格調高い文章で綴ったものくらいに

    しか思っていませんでした。

    日本で民衆が「お上」におまかせ状態なのは、お上の頂点に

    おられる天皇への信頼感が永い歴史の中で醸成されて

    しまっているためではないかと思います。

    国民の君主(=権力)への疑念が憲法(=契約)の前提

    なのであれば、そもそも憲法という概念そのものが

    日本人には合わないものなのでは?とも思いました。

    (岩手県・38歳男性・自衛官)

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    一理ある。無理矢理の近代法の移植は、日本人の慣習に

    合ってないが、それでも近代国家を選択したんだよ。

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    ◆質問された方で、自分が権力者をしばったおぼえはない

    というのがありましたが、なるほど、と思いました。

    これが日本人が憲法を理解しにくい一番の理由だと思いました。

    (神奈川県・40歳男性・会社員)

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    あの質問、とぼけてたけど、本質を突いてるんだよね。

    笑ったよ。

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    ◆憲法に価値観をもちこむことのこっけいさがわかった。

    天皇陛下こそが憲法を大切にされていることに感動した。

    (埼玉県・40歳男性・介護リハビリ)

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    自民党って、そして自称保守って、レベル低すぎでしょう。

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    ◆私も昔、憲法の前文を暗記させられた1人です。

    暗唱できるようにならなければいけない程国民にとって

    大切なものであり、不変なものであると刷り込まれていた

    ような気がします。

    そういう人間にとっては、改正するということ自体が

    「本当にできるんだ?!」と改めて驚かされ、

    議論に出遅れる要因になる気がします。

    私のような人は沢山いるのではないでしょうか。

    (神奈川県・46歳女性・パート職員)

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    多いだろうねえ。暗記は変すぎるよ。

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    ◆師範の皆さんはいつもオシャレな服装で来られますが、

    今回は僕が記憶している中で一番のオシャレぶりだと

    思いました。

    憲法は不文法だと言う小林師範の言葉

    (注・正しくは「慣習法」でした)に得心すると同時に

    それを何の罰則もないのに守り通しておられる天皇陛下は

    日本で一番、もしくは世界で一番自立心があるお方では

    ないかと思いました。

    (東京都・36歳男性・会社員)

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    すみません。師範たちが色気づいちゃって。

    でも右派も左派もこういう議論の場で、華やかさがないから、

    「ゴー宣道場」は特殊だよね。

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    ◆自民党の第2次草案で天皇の遵守義務を削除している点に

    ついての高森先生の御指摘は、目から鱗でした。

    天皇の遵守義務を想定しないということは、あの草案を

    書いた人は「天皇が何をしようと、影響はない」と

    考えているということになりますね。

    (神奈川県・33歳男性・会社員)

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    立憲君主国家だと知らなかったのか、不敬極まりない自民党

    ですよね。

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    ◆小林先生、高森先生のお話をききながら、日本の

    所謂保守派とは、一体何なのだろうか、と考えました。

    要は、彼らは「力の強い者(exアメリカ)について行くんだ」

    「長い物(ex自民党、安倍政権)に巻かれろ」としか

    考えていなくて、そういうのが保守だと思っているのでは、

    という結論に至ってしまいました。

    年に一度くらいは、「ゴー宣道場」を、東京ではなく、

    地方で開催してくれないでしょうか。

    大相撲は年に3回地方開催があり、さらに、巡業もあります。

    そこまでは大変かと思いますので、せめて年一回は

    東京以外で(例えば愛知で)開催してもらいたいなあ、

    と思いました。

    (愛知県・41歳男性・司法書士)

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    場所を決めて、人を集めてくれるなら、行ってもいいよ。

    あと設営隊だよね。

    今の設営隊は信頼できるから、彼らが行けなければ無理だ。

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    ◆憲法は念仏ではない、という言葉にはっとしました。

    五日市憲法の時代のように一人一人が、真剣にとらえ

    考えないといけないんですね。

    (群馬県・39歳男性・製造業)

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    五日市憲法の時代はすごい。

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    ◆憲法はペナルティがないから、すぐに死んでしまう

    という話に大変納得させられました。

    憲法を変えなくとも解釈を変えればいかようにも変化する

    という現状、これが形骸化に他ならないと思います。

    もっと危機感を持たねばならないのに、これまで実際に

    戦争を経験していないせいなのか、どこか遠いところで

    行なわれている他人事のような感覚に陥ってしまう。

    もっと危機感を持って考えなければならないと

    再認識しました。

    国家権力を縛るのが憲法であるという原点にたち返って

    改めて憲法の大切さを考える有意義な一日になりました。

    (東京都・39歳女性・会社員)

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    明治に暴力装置を独占させたため、日本という国も

    リヴァイアサンになったのです。

    国家権力は警戒しなければならないのです。

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    ◆日本が元々高信頼社会の国だったため憲法による

    「契約」が必要なかった事にはとても納得した。

    個別的自衛権の実行化は交戦規定を正常化して

    早急に実現してほしい。

    (東京都・42歳男性・会社員)

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    個別的自衛権は放っておいて、まず集団的自衛権というのが、

    アメリカ様なしでは、絶対に守れないと考えてる証拠です。

    どこが誇りある国か!

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    ◆天皇陛下の素晴らしさに感動しました。

    やはり天皇陛下はすべてを知っておられて、足尾銅山への

    旅行や、五日市憲法に対する言及などを通して国民に

    メッセージを発しておられています。

    この陛下の姿勢を国民の側が見逃してはならず、

    常に関心を持っておかねば、と改めて思いなおしました。

    (神奈川県・33歳男性・学生)

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    高森氏が気づいてくれたから良かった。

    足尾銅山への旅行は衝撃的ですよね。

    でも、右も左も、だ―――――れも気付いてないけどね。

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    ◆議論がわかりやすく、熱意が伝わってきて楽しかった。

    それと同時に、これだけ、明快な考えがあるにもかかわらず、

    政治は別な事をやろうとしている事に、憤りを覚えた。

    また、こういう所でないと、適切な情報を得ることすら

    できない点に恐さも感じている。

    (東京都・38歳男性・会社員)

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    常に思想し続ける覚悟がないと、人間、馬鹿になります。

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    ◆先ず、冒頭の99条の条文の紹介に驚かされました。

    憲法を尊重するの主語に、国民が入っていないこと、

    ゆえに憲法とは、国民が国家権力をしばるものであるとの

    話は、分かりやすかった。

    欽定憲法として発布されて、その憲法を守るとおっしゃって

    いる天皇陛下に対して、国家権力をもつ政府側が解釈で

    集団的自衛権の行使をするのは冒涜であり、

    大御心に反するのではないかと感じました。

    私は憲法改正(9条)をすべきだと思いますが、

    まだまだできないのではという気がします。

    改正してくれそうな政権と思っていた現政権ですらこの

    お粗末さ、護憲派の「平和憲法を守れ!」にはいや気が

    さしますが、まだまだ日本人には、起きてほしくない戦争に

    直結すると思われる軍隊の話を議論できないのかなあと

    思ってしまう。

    そうは言ってもあきらめたくはないので、自存自衛を

    きちんと訴えられる知識を身につけたいと改めて思いました。

    (神奈川県・51歳男性・会社員)

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    自民党の草案では話にならないですね。

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    今回は遊びがない道場になったので、次回は遊びながら

    思想する回になります。

    楽しくやりましょう。

     
  • 第42回 憲法を知らぬ保守を叱る!

  • 第42回 語らいタイム

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第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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