ゴー宣DOJO

アンケート
2011.9.14 22:55

第17回 ご報告

9月11日(日)午後1時から
『第17回 ゴー宣道場』
が行なわれました絵文字:晴れ

会場は品川区大崎にある
「人事労務会館」 です絵文字:昼

毎回恒例の、
道場3週間前に行なわれた、
門弟による設営隊募集。
今回もあっという間に
定員に達してしまいました絵文字:重要絵文字:笑顔
日曜日の朝、設営隊長による
募集開始メールが届くと、
次々に参加希望の
メールが入ってきます絵文字:メール絵文字:急ぎ

皆さん、毎回、
意欲的に協力して下さって、
ありがとうございます
絵文字:重要絵文字:よろしくお願いします

設営隊の皆さんが、
いろいろ愉しそうに会話しながら
準備を進めている様子を見ていると、
こちらまでワクワクした
気持ちになってきます絵文字:笑顔

もちろん、
募集定員に間に合わず、
悔しがっていた皆さんの想いも、
ちゃんと受け取っていますからね。

そして、残暑厳しい中、
警備を担当して下さった
骨法道場生の皆さんにも、
感謝申し上げます
絵文字:重要絵文字:よろしくお願いします

 師範方控え室の様子
↑ 打ち合わせ中の控え室を突撃訪問絵文字:重要絵文字:急ぎ

今回の会場では、
よしりん師範のサイン本
『はじめての支那論』 (幻冬舎)の
数量限定販売を行いました絵文字:ノート

おそらく来場されたほとんどの方が
購入済みだったと思うのですが、
サイン本は完売絵文字:キラキラ
購入された方々が、
サインを嬉しそうに見ているのが
印象的でした。
よしりん師範も
頑張って絵を描いた
甲斐がありました絵文字:笑顔
 『はじめての支那論』サイン本

さて、今回のテーマは、

『グローバリズムは歴史の必然か?』

今年初め、1月の
「ゴー宣道場」の基調講演で、
よしりん師範は
「TPP参加に反対」 を唱えました絵文字:星

その段階ではまだ、
師範方の間では
ピンと来ていなかったり、
違和感を訴えたりと、
見解が一致していませんでした。

しかし、それから半年、
この「ゴー宣道場」の
議論の根底には、
「グローバリズム」 という問題が、
常に共通してありました
絵文字:ひらめき

TPPだけでなく、
若者の雇用問題、
大震災以後の日本のあり方、
原発問題、天皇の制度、
日本人の男女観に至るまで、
すべてにおいて
「グローバリズム」の問題は
関わっていましたね絵文字:会議

日本人の多くは、
「グローバリズム」
と言われると無条件に
「避けられないもの」
と思いこんでいます。

しかし、本当に歴史の必然なのか絵文字:質問

「グローバリズム」は結果的に
日本に何をもたらすのか絵文字:質問

なぜ保守もリベラル・サヨクも、
共に「グローバリズム」に
希望を抱いてしまうのか絵文字:質問

今回は、
日本の未来を左右する
「グローバリズム」を
徹底的に分析します絵文字:星絵文字:星

 よしりん師範

まず初めに、いつものように、
よしりん師範の挨拶で
始まりましたが、
今回は先日のブログでも
お伝えしたように、
ここ数日「ゴー宣道場」
メーリングリスト内において
交わされた「一ヶ月ルール」
についての議論を、
師範方や一般道場生も含めた場に
公開することで決着させる、
ということから始まりました絵文字:会議

議論の詳しい内容は、
近日中に公開される動画で
確認してもらいたいと思います絵文字:パソコン

毎月行なわれる「ゴー宣道場」は、
その都度、あらかじめ
テーマを決めて開催されています。

今回のように、
テーマと違うことを議論することに
不満を感じる方もおられたかも
しれません。

でも「ゴー宣道場」が
“ 日本の公論 ”
を創る場である以上、
そこで取り上げられる議論は、
どんなものであれ、
必ず日本の社会問題に
関連しているはずです
絵文字:ひらめき

決められたテーマだけを語るという
凝り固まった感性ではなく、
常に視野を広く持って、
臨機応変に頭を回転させて
考えていくことが重要だと思います。

それはすべて、
「公論」に結びつくのですから絵文字:晴れ

さて今回は、
総務省の現役官僚 である
平池氏 と、
加藤紘一議員の政策秘書
五反分氏
 に
ゲストとして登壇して頂きました絵文字:二人

 平池氏 五反分氏
↑ 総務省・現役官僚・平池氏                   ↑ 加藤議員・政策秘書・五反分氏

まず平池氏に
TPPをめぐる一連の流れや、
霞ヶ関における
現場の感覚を説明して頂き、
グローバリズムを
どのように捉えれば良いのかを
お話頂きました。

私が最もハッとしたのは、
「セーフティネット」 についての
発言をされた時です
絵文字:重要

グローバリズムの議論では、
関税だけでなく
様々な障壁をなくせば、
競争力が高まり良い品物が
作られるといわれます。

しかし例えば、
良い品物を作っても
競争に合わなくて
負けてしまう分野があって、
それが国内であれば
国がセーフティネットを敷いて
助けることが出来るけれども、
グローバリズムの世界の中で
「国ごと」負けてしまった場合、
一体どこがセーフティネットを
敷くのか?と。

他国が、
ましてやアメリカや中国が、
日本を助けてくれるわけ
ありませよね絵文字:冷や汗

グローバリズムで
忘れてはならないのは、この
「国ごと負ける可能性」
なのですね
絵文字:絶望

平池氏のお話の後、
五反分氏や師範方を交えて
議論が交わされ、
いくつも重要な論点が
浮かび上がりました絵文字:ひらめき

五反分氏は、
政治家も国民もTPPに対して
正しい理解をしないまま
話が進んでしまっていること、
そして、
「グローバリズム」というと、
何となく良いこと、
必然のことと感じて
思考停止になってしまう
危うさを指摘されました。

 よしりん師範、熱弁をふるう!

 

ここで絵文字:重要

道場生の表情を見ていた
よしりん師範が、

どうやらまだグローバリズムに
対する危機感が足りない絵文字:重要

と感じ、気迫のこもった
熱弁を振るいました
絵文字:重要

なぜ今まで、
「グローバリズム反対」 を強く訴え、
「脱近代」 と言い続けてきたのか?

その理由と、よしりん師範が
抱いている危機感が伝わる話でした絵文字:笑顔

 高森師範

高森師範が話されていたことで、
とても面白かったのは、

本来、サヨクもホシュも大同団結して
グローバリズムには
反対しなければいけない絵文字:重要

と仰ったことです絵文字:星

サヨクの立場からしても、
ホシュの立場からしても、
「グローバリズム」というのは
絶対に賛成できないはずだ絵文字:重要と。

その理由は何だと思いますか?

他では絶対に出てこない視点で、
目から鱗が落ちるようでしたよ。

ぜひ動画で
聞いて欲しいと思います絵文字:重要絵文字:パソコン

堀辺師範 切通師範「アメリカは金融資本主義によって、
戦争をせずして他国を侵略していく」

ということ、そして

TPP締結やグローバリズムは、
日本が昔、必死になって
撤廃した不平等条約を、
再び自ら締結する愚策である

という堀辺師範の指摘は、
道場生の多くに
強烈なインパクトを残しました絵文字:ひらめき

堀辺師範が
「大量生産、大量消費の時代は
終わらせなければならない」
と仰ったことに呼応して
切通師範が、

庶民が持つ、
ある日本人の美徳が、実は今、
国益を損なう間違った方向に
生かされてしまっているのでは?

と仰っていたのが、
これまた面白い視点でした絵文字:重要絵文字:笑顔

その日本人の美徳は何か?

また、その美徳を
どのように生かしたら
国益を守る方向に向かうのか?

議論の中ではあるヒントが
出ていましたので、
ぜひ確認してみて下さい絵文字:キラキラ

 第2部・質疑応答 第2部・質疑応答

第2部の質疑応答では、
質問者のレベルが高くて驚きました絵文字:笑顔

レベルが高いといっても、
自分の知識を
ひけらかしたいがための
発言でもないし、
聞いている人に伝わるように
話そうとしているところに、
とても好感を持てました。

脱原発を取った場合の国民の生活、
国際競争力の問題、
「脱近代」という考え方と
近代化を進めた明治維新に対する
評価との整合性、
「グローバリズム」は本当に
アメリカや中国が生みの親なのか、
などなど様々な論点が出ました絵文字:会議

 第2部・質疑応答

今回の議論は少し難しいかな?
と思っていたら、
あの13歳の少女が挙手して、
鋭い発言をしていたのには
驚きました絵文字:重要絵文字:冷や汗

最後の質問の中で、
「仕方がない」 という
キーワードが出たのですが、
それに対して、
笹師範が「日本は一億総○○国家だ絵文字:重要

と仰っていたのが強烈で、私は

「そんな国家、イヤだー絵文字:重要絵文字:重要

と心の中で叫んだのでした・・・絵文字:うーん 苦笑

 笹師範「日本は一億総○○国家だ!」

今回のゴー宣道場では、
普段、国民の側からは
なかなか姿の見えない
官僚や政治家の政策秘書さんが、
とても大胆に私見を含めて
発言されていて、とても驚きました
絵文字:星

五反分さんが暴露した、
政治家の実態には、
少々ゲンナリしましたが・・・絵文字:泣く

平池さん、五反分さん、
本当にありがとうございました絵文字:重要絵文字:よろしくお願いします
また登場して下さいね絵文字:重要絵文字:重要

道場終了後は、
設営隊の皆さんが、
これまた愉しそうに片付けをする中、
私は新たな門弟となる方達の
手続きをしていました絵文字:ノート 絵文字:鉛筆

新規門弟の皆さんの
嬉しそうな、かつ少し
緊張した面持ちを見ながら、

(この人はどんな人かな?
どんな現場を持って、
どんな考えを持っているのかな?
MLには参加してくれるかな?)

なんて考えながら、
門弟証を渡していくこの時間は、
私にとっても楽しく
貴重な時間なのです絵文字:笑顔

新規門弟の皆さん、
宜しくお願いしますね絵文字:重要
そして門弟になりたいと
思って下さっている皆さんも、
参加お待ちしております絵文字:重要絵文字:良くできました OK

さて次回はいよいよ、

秋の特別イベント
『国防論を語ろう絵文字:重要

です絵文字:重要絵文字:重要絵文字:キラキラ

今回の議論でも
浮かび上がってきたように、
「国防」 とは単に
軍事緊張のことだけを
言うのではありません。

TPPもグローバリズムも
「国防」に直結する問題です。
よしりん先生は
『国防論』 の中に、

絵文字:星 「5つのタブー」絵文字:星

があると言っています絵文字:ひらめき

そのタブーとは何なのか!?

それを解き明かしながら、
本当の「国防」のあり方を
議論していこうと思っています
絵文字:星絵文字:星

スペシャルゲストや
愉しいイベントもたくさん
用意していますので、
皆さん、ぜひ参加して下さいね絵文字:笑顔絵文字:音楽

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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