ゴー宣DOJO

アンケート
2018.8.10 16:44

第75回「ゴー宣道場」アンケート回答1

8月5日(日曜)第75回「ゴー宣道場」が開催された。
立憲的改憲シリーズの、ひとまずの締めくくりとして、山尾志桜里議員の9条私案を発表、解説してもらい、参加者全員で、議論を行った。
参加者の集中力の高さ、理解の深さには、まったく感心した。
第二部では、いきなり多くの人から挙手があり、全員、質問のレベルが高く、大いに盛り上がった。
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◆山尾先生の案について、九条一項、二項に手を加えずに九条の二を追加する方法には、少なからず驚きました。
この案で総てOKという訳にはもう少し議論が必要だと感じましたが、少なくとも、自民党の自衛隊を明記することで逃げてしまう手法は全く賛成できないし、高森先生が言うように相手の土俵で勝負するには、「勝てる改憲案」は必要だと思う。
(東京都・55歳男性・会社経営)
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九条の問題は「自衛権」をどう制御するかだ。
後方支援やPKOについては、もう少し書き込む必要があるだろうが、あまり条文を増やしても、一般人が理解出来なくなろうし、まことに難しいと思う。
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◆山尾先生の改憲案についての議論でしたが、あらゆる立場の人々からの反論、疑問に想定し、かつ最大のポイントである「自衛権の統制」を確実に取り入れた非常に「キメの細かい」案と感じました。
あらゆる立場の意思を集約して、できる限り多くの人々が納得できる形にするため、あえて「現行の9条2項」を残す形にされたこともとてもすごいと感じました。
真にリベラル的な山尾さんらしい改憲案であると感じました。
(埼玉県・34歳男性・自衛隊医官)
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立憲主義が分かっている人の意見だな。
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◆理想と現実を両立させた非常に誠実な条文案であると感じました。
九条二項は削除すべきと考えていましたが、残す理由についても納得できるものでした。
法技術についても勉強になりましたし、「後方支援」や「武器等保護」など、今後の課題も多いと勉強になりました。
(神奈川県・36歳男性・会社員)
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九条二項の削除は多くの人が望んでいたらしい。
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◆よしりん師範から我々日本国民の立憲主義と憲法の意識の低さを指摘されて、これは日本が民主政治を建前でも採用している以上、国民全員が生まれてから背負う永遠の宿題だと、改めて思いました。
(東京都・40歳男性・会社員)
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残念ながら、今の日本は法治国家にすらなっていない。
首相を信用するか否かしかないから、宗教国家みたいだ。
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◆憲法について長女(中学1年生)に質問されることがあります。
山尾先生のお話を少しは理解したつもりになっていますが、中学生でも分かるように説明できるのかは自信がまだまだありません。
まずは動画で振り返りつつ自分の言葉で個別的自衛権の話を長女に分かるようにしたいです。
時々、私のパソコンでゴー宣道場の動画を長女が観ています。
『戦争論』や『ゴー宣』を私の書棚から勝手に読んでいるようです。
父親のことが大嫌いな長女ですが、父親が熱心に読んでいるよしりん先生の作品が大好きなようです。
(埼玉県・45歳男性・会社員)
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中学1年の女子が凄いじゃないですか。
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◆「交戦権」という言葉に対する大いなる誤解があったこと、今日の今日まで知りませんでした。
あと「有事のフリ」「自衛官個人の責任」という話は何とおぞましい!!と思います。
このことは全国民が知るべきだと思います。
(東京都・46歳男性・エンジニア)
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今の憲法九条のままでも、実は「交戦」できるって、誰も知らんだろうな。
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◆国民が権力を縛るという覚悟が私達側(国民)の意識改革が最も大切なんだと思いました。
(兵庫県・53歳女性・会社員)
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権力の意のままに流されるだけと思い込んでる国民が多過ぎる。
選挙以前に国民が憲法で権力を縛れるのにね。
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◆「どうやったら伝えられますか?」「どう説明したら、理解してもらえますか?」何度か聞いてきた質問ですが、それを考えるのは、自分たちの役割でもあると思いますので、質問の禁止事項にしても良いと思います。
皆で、考えるんだよ――!
(東京都・41歳女性・看護師)
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本来、国民に伝えるのはマスコミの役割なんだけど、国民を無知に据え置きたいと考えてるんだろうからね。
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◆質問者さんの質問がどれもとても要点をついており、第1部のお話をさらに掘り下げて考えることができました。
シマシマの質問者さんに対し「どのように広めていくか自分達で考えなければならない」という言葉が胸に刺さりました。
この言葉を引き出した質問者さんに感謝したいです。
(静岡県・36歳男性・会社員)
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答える側にも責任はあるからね。
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◆第2部で「この改憲案を国民に理解してもらうためのアイデアはありますか」と質問した者です。
やはり現状では、そう簡単にできることではありませんよね。
私としては、街頭などで演説してる政治家や運動家がいたら、その人とお話してみようかと思います。
(神奈川県・38歳男性・会社員)
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ほら、実践してくれる主体性はあるんだよ。
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◆質疑応答の時間が充分確保されていて一人一人の方とのコミュニケーションが良かったなと思いました。
初めての挙手して質問、ハンパなくキンチョーしました。
足がガクブルでした。
(東京都・41歳男性・不動産営業)
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みんな、最後まで挙手が絶えなかったから、凄いよ。
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◆小林先生の「核廃絶は捨てない」という宣言(?)は広島県民として嬉しかったです。
被爆国としての日本と国防の現実を2枚舌でも両立させて考えられるようになっていきたいです。
(広島県・30歳男性・小学校教諭)
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日本が置かれた状況は、他国には分からない面もある。
だが、唯一の被爆国となった日本は、世界に対する使命も発生している。
当面は二枚舌でもいい。
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◆①会場運営がカンペキ。特に会場内整理が素晴らしい。
 ②スタッフの情熱がスバラシイ。会場外の案内の方々に大感謝。
議論に勝るような運営サイドの仕切りの良さに正直、おどろきました。
(東京都・53歳男性・会社員)
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自ら志願して設営隊を引き受けた者たちは、とてつもない責任感とやりがいを感じて、何度も何度も集合して話し合い、メーリスで注意事項を確認し合い、さらに回を追うごとに工夫を積み重ね、プロを凌駕する運営体制を完成させている。
日本にこれ以上の会場の設営、仕切り、警護を行える場はないだろう。
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◆「自分が国家である」この認識が必要ですね。
日本人に、この認識がすこーんと抜けている、これが、日本の大問題ですね。。。。。
法律家が命をかけて法律の言葉をつくっているという最後の倉持さんの言葉ひびきました。
(高知県・50歳女性・オンライン語学講師)
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倉持もプロの何たるかは分かっているようだ。
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◆条文案の理解は易しいことではないが、十分にできると実感しました。
(山尾先生のご説明が分かりやすかったことが一番ですが)憲法についての理解を広める点、難しいですね。

私はまずは家族に説明したいと思います。(今日の外出の説明も兼ねて)
(東京都・41歳男性・会社員)
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身近な人に説明して、訓練を積み重ねることが必要。
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◆今回初めてゴー宣道場に参加しました。
最初会場に入った時は年齢層が高く不安でしたが、よく俯瞰してみると、若い方や外国人の方もいて、少し驚くと同時に安心しました。
設営隊の方にもてきぱきと動いていて頼もしいと感じました。
ただの市民の集会とは違う、本当の「議論」の場がここにはありました。
今日学んだ多くのことを帰ったら学友たちに是非とも伝えていきたいと思います。
これから受験のためしばらく参加することはできませんが、合格したらまた応募したいと思います。
(埼玉県・18歳男性・高校生)
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頑張れよ。合格してまた来い。
控え室に、合格を報告してくれたら、お菓子あげるぞ。
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◆大変有意義な会でした。ありがとうございました。
ただ、この条文案が大体このままで改正されるとして、現行9条も含め、全国民が今日道場で受けた解説を受けないと理解が簡単ではないと思ったのが率直な感想です。
改めてよしりん先生おっしゃる通り、現行憲法でさえいかに我々が殆んど理解できていないかが認識できました。
(46歳男性・会社員)
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それは分かる。
憲法改正に関する大議論が巻き起こらないといけない。

 

 

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