ゴー宣DOJO

アンケート
2011.6.14 16:48

第14回 よしりんと道場生(アンケート)の対話・その1

よしりん先生と
道場生(アンケート)の
対話をお届けします絵文字:笑顔絵文字:音楽

 



 

「第14回 ゴー宣道場」
『3.11以後の日本は変わるのか?』
のアンケートを紹介し、
回答します。
回収枚数がすごく多く、
良い意見がいっぱいあって、
選ぶのも大変です。
しかし忙しいわしが
こうして一対一の対話で
アフター・ケアしてるのだから、
自分で自分を褒めてやりたいよ。
あっ、こういう時に
「自分を褒めてやりたい」
と使うのか絵文字:重要
誰も褒めてくれんからだな。
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◆ 今回は専門家がいなかったが、逆に一般庶民の普通の目線で議論が
  進んだので良かったと思う。マスコミで報道されているような “ 専門家 ” 
  の話は、マニアックで時に “ 専門バカ ” と思えるようなことがあります。
  (43歳・会社員・男性)

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政府や東電や専門家が
いくら説明したって
腑に落ちた気にはならんでしょう。

他人に「安心」や「不安」を
要求してばかりいるのは、
もうやめましょうというわけですね。

情報やデータに踊らされず、
受け手の側の
腹のすわりの問題なんだから。

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◆ 始めて参加したけど、誠実で正直で明るい先生方を生で見れてよかった。
  日頃感じていたモヤモヤした気持ちを、先生方は見事に言語化してくれる。
  高森先生は、私達は必ず立ち直ると言って下さった。
  小林先生は、リスクを負う覚悟はあるかとつきつけられた。
  答えは出ない。自分を信じて考え続けたい。
  (29歳・調理師・女性)

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みんなモヤモヤしてたから
応募が多かったんでしょうね。

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◆ 始めに笹先生のアトランダムインタビューがありましたが、
  自分が指されたら(そうならないよう祈っておりましたが)、
  毎回道場のテーマは違っても、全て一本の線でつながっており、
  原発だからという理由だけで参加したわけではないということを
  言おうと思っていました。 (44歳・会社員・女性)
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いいこと言うねえ。

「原発だから」というのは
世論に踊らされてるだけだもんね。

あなたの言う通り、
道場のテーマは違っても、
一本の線でつながってるんだ絵文字:重要

いいこと言ってくれた絵文字:重要

座布団一枚絵文字:重要

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◆ 最初のインタビューで、いきなり福島県職員に「偶然」当たるという事が
  ありえるのか? (29歳・無職・男性)

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あんたねえ、
邪まな心を持ってるねえ。

あれは全くの偶然だよ。

もちろん、
みなぼんが選定する段階で
今回の議論に役に立って
くれそうな人は選んでますよ。
その上で、さらに
笹さんの霊感で
偶然当たってるわけですよ。
前もって
「あなたに指す」と言っておいても
構わんと思うけどね、わしは。

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◆ 原発事故を含め、震災全体に今後も向き合っていく気力が
  国民や道場参加者の中で続いていくのかということを
  福島県民として心配していました。
  その問題提起を師範の方々から投げかけて頂いたことは安心しました。
  パトリ的視点と国家的視点から原発をどう考えて向き合っていくかという流れは、
  今回のゴー宣道場に期待するものでした。
  簡単に結論の出るものではないと思いますが、師範の皆様、参加者の皆様が
  考え続けていただけることに、当事者(被災県民)として心強い思いを持ちました。
  私も自らの現場で、日々考えていきたいと思います。
  (42歳・地方公務員・男性)

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「ゴー宣道場」では、
東北の復興と原発問題は
今後も議題に上げるし、
他のテーマでも
話題に上がると思います。

次回、
天皇がテーマになってもね。

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◆ 師範方の話は切実で、私には腑に落ちるものがたくさんあった。
  その中でも、堀辺師範がおっしゃっていた「反省」という言葉が胸に響いた。
  TVや新聞で推進派にしろ反原発派にしろ、率直な反省を耳にした事が
  なかったが、このように立場にある人からの率直な弁に、自分の考えを
  含めて首を垂れる思いです。
  今回、私は自分の中で見えていたもの、見えていなかったものを含めて
  議論して戴いた事により、とても勉強になりました。
  (38歳・介護職・男性)

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堀辺師範は潔いよね。

「反省」から始めるべきだよ。

全然考えてこなくて馬鹿だったと
認めるところから語るべきだよね。

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◆ テーマの説明を高森先生に始めにアナウンスして頂きましたが、
  できれば毎回このように、当日の議題の予備知識を提示して
  いただけると嬉しいです。
  また、その提示方法について、余裕があればホワイトボード等
  (事前準備可能であればパネル)目視できるようになっていると有難いです。
  (23歳・会社員・男性)

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時間があれば
そうしたいと思います。
なにしろどんどん時間が
過ぎていくからね。
笹さんと相談しながら
進行してるんだけど、
「あと何分ですがどうします?」
と言われて時計見たら、
「もう第一部終わりかーーーっ」
と思って、焦る焦る。

「3年で日本を変える」
と言った以上、
一回も無駄にはできないし、
一回の議論の質を
わしの目標とするレベルまで、
絶対到達させて
おかなければならない。

ちゃんと企んでるんだから、わしは。

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◆ 有本さんのお話で昔から日本人は放射線を受けているということを聞いて
  おどろきました。
  千葉県のお母さんのお話で「お店で売られている野菜だから安全だ」
  と言う言葉を聞いてびっくりしました。
  どこ産なのかとか見ないで買ってしまうのにおどろきました。
  (19歳・大学生・女性)

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若いからねえ。

わしの小学生の頃は
中国やソ連が
核実験ばかりしていて、
どんどん放射能が
日本にも飛んできてたわけさ。

雨の日は親や先生から
「今日は放射能が降るから、
 カッパ着るか、傘ささないと
 ハゲになるぞ」
と言われてたもんだ。

それでも子供だからな。

友達と戯れてずぶぬれで
帰ることも多かったんだよ。

わしの世代は
放射能いっぱい浴びて
育ったんだな。
でもまだハゲになってない。
わしより若いのがハゲになってる。
こういうことも知らない
世代が出てきたから、
不安がってるのかなあ?
野菜は洗えば
放射性物質は落とせるらしいし、
野菜を洗わないで
食べる人もいないだろう。
お店に並んでる野菜は
大丈夫だから、わしは食べる。
恐い人は食べなきゃいい。
ただ、人に
「危ないぞ。食うな絵文字:重要」 と
風評を拡げてはいけないのです。

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◆ 文明に「絶対」は無いというところから自覚しなければいけない。
  絶対にすがるあまり無力感にさいなまれる日本人の思考のあり方は心配。
  ただ、発言にあったが、市井の母親方は思いの外冷静であったというのは安心した。
  今まさに日本人は原子力に対する問題を突きつけられている。
  しかしその問題に対して真剣に考えることが出来ずにいるのは、
  心のどこかで最悪の事態が起こらないと思っているからなのだろう。
  原発のみならず、外交防衛の諸問題に通じることだ。日本人が向き合うことが
  出来なければ今回以上の問題は間違いなく起こるのだろう。
  現実と向き合った上で、夢、希望のあり方を議論しなければならないと思った。
  (20歳・大学生・男性)

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科学の力で
絶対安全が達成できると
信じてるのが異常絵文字:重要
想定外はあるのが当然ですよ。

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◆ 恥ずかしながら、「原発をやめる」ことを、「使わなくなった家電を捨てる」
  ぐらいのイメージでとらえていました。我々が、永きにわたって、
  継続的な努力で引き受けていかねばならないんですね。
  有本師範のおっしゃっていた、「原発は段階的に縮小していくが、
  原子力兵器の開発は続ける。そしてその結果、原子力をコントロールする
  高い技術力を得る」というご意見は、ちょっと他では聞いたことのないものでした。
  (31歳・学生・男性)

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おいおい、
「原発は段階的に縮小していく」
という意見は世論調査でも
圧倒的多数派ですよ。

しかもその意見は
わしが第2部の最後に
否定したはずだ。

聞いてる?

わしの意見と他の師範方の意見は
微妙に違ってたんだよ。

わかってる?

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◆ 各師範毎に話の重心が異なっていて、ついていくのに大変でした。
  第1部で特に気になったこととして、有本師範が原子力の軍事利用はするが
  原発はフェイドアウトしていくとの話です。
  私も将来的には原潜や原子力空母を保有すべきと思いますが、
  それらの装備品を製造する際に原発を建設するノウハウを利用するのであれば、
  原発からのフェイドアウトは矛盾するのではないか? と思ったのですが、
  そこの所を知りたかったです。
  (36歳・自衛官・男性)

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その通り。

さすが自衛官、見抜いてたな。

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◆ 第1部はなんとなく消化不良な感がありました。散漫になった? 
  ただ冷静な雰囲気の中でのやりとりは、こういった場もあるのかと
  新しい体験でした。
  第2部は各師範の立ち位置、想いを聴けたのは良かったです。
  第1部のもやもやが解消されました。全てにおいて覚悟は必要ですね。
  (37歳・ラジオディレクター・男性)

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師範方は参加者に向かって
講義するのではなく、
師範同士で議論してほしいです。

「語らいタイム」でやってるように
話してほしいのです。

一人で長い時間講釈すると、
あっという間に時間がなくなる。
わしは見ていて
「あっ、参加者が弛緩してるな」
と思ったら、
一気に食いつけるように
工夫している。

ただし、
このラジオディレクターに言いたいけど、
第1部でいきなり堂々と
核保有の問題を出して、
原発問題を議論してるところなんか
他にはありませんよ。

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◆ 有本師範のガイガーカウンターについての話がおもしろかった。
  それをひきとった切通師範の墓穴を掘った発言もよかった。
  (40歳・小学校教員・男性)

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切通氏は禁句だった
「シーベルト」
を使ってしまいました。
ペナルティは、
「一週間毎日ブログを上げる」
ということにして、
わしが通告しました。
返事は
「わかりました。頑張ります絵文字:重要
だそうです。
一日もサボらずに書いてるかどうか、
みなさん毎日チェックしてください。

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◆ 小林先生の大ファンですが、実は今回一番小林師範のお話に
  首をひねりました。
  質疑応答で若い女の子の言った「震度7にも8にも耐えられる
  原発を作ろう」というのはいけないのでしょうか? 
  政治家を信じて、私達一般の人間こそがまともな政治家を選び出し、
  きっちり見守って育てていくことは出来ないのでしょうか? 
  私の考えは甘すぎますか?
  (32歳・アニメーター・女性)

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震度7にも8にも
耐えられる原発を作れば、
絶対安全だと思ってるの?
自動車も飛行機も、
それを目指してきたはずなのに、
絶対安全になったの?
原発事故の原因は地震だけなの?
人がミスすることだってあるんだよ。
安全神話が崩れたと言われてるのに、
まだ科学の力で絶対安全が
達成できると思い込んでるのなら、
それは科学教という
カルトに嵌っています。
つまり科学的ではない絵文字:重要
科学は常に仮説です。

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◆ 設計間違い問題等のコメントに対して、小林師範のお話が分かりませんでした。
  どんなに設計しても、人為ミス等で何か起きるとおっしゃいました。
  そのお話と核武装の話とが相容れない様に思いました。
  火も刃物も飛行機もリスクは必ずある。設計や使い方の工夫で、
  リスクを下げて使っているんだと思います。100%にはならないけど、
  リスクをゼロに近付ける努力と工夫の積み上げが実に大切な事だと思います。
  (27歳・会社員・男性)

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この人も同じ。

リスクを0に近づけても、
絶対0にはなりません。

あなたの家の隣に
原発を作った場合に、
不安はなくなりますか?
極大にリスクが拡大してるのに、
確率が低いのが原発ですが、
このたびの大地震で、
わが日本では、
確率も高くなってしまいました。
もちろん原発をなくせば、
核武装は遠のきますよ。
だから覚悟を迫ったのに、
あなたはまだ気づいてない絵文字:重要

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◆ 常に想定外があり得る、想定外のことが起こると想定しないといけない
  →その通りと思います。
  自動車も飛行機も危険、だから原発の危険も受け入れよう、ではないと思います。
  やはり原発の危険は他と比較にならないですね。
  専門用語無しという笹さんの発案のおかげもあってか、とても面白かったです。
  「戻るのは今しかないのでは?」
  その通りです。米国は日本を原子力漬けにしたい、けれどその圧力を
  はねのけるのは、今の危機が最大のチャンスと思います。
  今なら米国の「理解」も得られると思います。
  (56歳・医師・男性)
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この人はかなり
わかってくれているが、
米国の「理解」って何かな?

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◆ 原発=潜在的核抑止力を持つコストと、事故が起こった際の国民の負う
  コストがつり合わない時点で、原発の存在は「国民不在」の存在ではないか?
  と質問したかったです。
  「ティーチイン」スタイルで道場をやってみても面白いのでは? と感じました。
  せっかくの密度の濃い集まりですので、もっと時間が長くてもいいのかな? 
  と思います。 (フリージャーナリスト・田上順唯氏)

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田上くんは
わしの被災地取材に
すごく役立ってくれました。
また行くときに
協力してもらおうと思ってます。
核抑止力を諦めれば、
原発廃止派に転向するのは
簡単です。
最近、
保守を自称する言論人が、
感情に流されて
原発廃止になってます。
あんな安易な感覚で
何が保守なんだと
わしは思ってますよ。
「ティーチイン」スタイルで
という提案ですが、
わしの考える水準まで
達するかどうかです。
題材によっては
参加者どうしの議論を
やらせてもいいですが、
「一回分無駄になった」
と思ったら、わしは
激怒するかもしれません。
生中継や有料動画で
見てる人もいるから、
「素人の議論に金払えるか絵文字:重要
と怒る人もいるかもしれない。
人前で話したい人に、
自由に話させる場ではないのです。
「ゴー宣道場」は
リスクを負って、責任を持って、
しかもお金を頂いても
いいくらいの面白さで、
確実に日本の言論空間に
影響を与えていく議論を
しなければなりません。

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◆ 今まで、幾度となく「今回の道場が一番面白かった」と書いてきましたが、
  今回の道場が一番面白かったです。
  師範方の各々の意見が一枚岩ではなく、議論を交わしつつ、
  一つの道筋を見出していく過程は、大変面白かったです。
  道場の最後に小林先生が突きつけた日本国民への覚悟は、
  問題の先送りを国民性とする日本人(もちろん私も)には難しいものだと
  思います。自分としては、明確な結論は得ていませんが、日本の自主独立、
  伝統回帰、農業復興を目指し、経済成長を絶対目標とするのを
  止めるべきだと思います。
  そうすれば、おのずと今後の原子力政策も見えてくると思います。

  (29歳・会社経営・男性)

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いいですね。

ちゃんと頭の中が整理されていて、
思想し続けてる。

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◆ 最後の小林先生の話がショックだった。内容よりも、考えることを
  めんどくさがっていたことに気付いたことの方が衝撃が大きかったです。
  覚悟、危機感の部分でも全く足りていなかったと思いました。

  (21歳・学生・男性)

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こういう反省もいい絵文字:重要

 

あれでショックを受けない奴は
期待できない。

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◆ 最後の小林先生の「戻るなら今しかない。覚悟はあるのか」という話ですが、
  自分はリスクに耐えられないので、もう原発は止めて、少ない電力使用で
  済むような多少不便な生活でもよいと思う。

  (39歳・地方公務員・女性)

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正直ですね。

この正直さは好きです。

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◆ 今回の道場では、皆原発に対して「イヤだけど、現状頼らなきゃ
  いけないヤツ」というジレンマをかかえているように思いました。
  それは、中国やアメリカに感じているものと似ているとも思いました。
  原発を断つことは、中国やアメリカを断つ感覚に似ていると思います。
  だからこそ、小林先生が最後におっしゃった
  「覚悟が足りない絵文字:重要 覚悟を持て絵文字:重要」という言葉が痛いほど胸に刺さりました。

  (36歳・会社員・男性)

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よくわかってますね。
わしだけ覚悟しても
無意味なんだな。

果たしてこの
「ゴー宣道場」の参加者だけでも
全員覚悟できるか?

 
アンケート選出したものだけでも、
まだあるんだよ。
また回答します。
 
 
 

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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