ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2019.9.16 11:20ゴー宣道場

美醜の話と「人権美人」さん

先日の「オドレら正気か?in大阪」の最後に出た
あの話について、千葉の女性門弟
モグさんとよっしーさんのご意見紹介です!

 


 

こんばんは!
千葉のモグです(o^^o)r

先日の先生のブログ
「おどれら正気か?in大阪」
アンケート回答1を拝読しました。
その中で、‘最後の美醜の話は、
(私が女性だからか)複雑な思いがして
笑いには至れなかった’との
感想があり、先生が、
「そうかな?みんなはどう思う?」と
問いかけてらっしゃったので、
ツラツラ思った事を
書いてみようと思います(^^)

まず、私は、あの美醜の話は
ゲラゲラ笑いながら聞きました。
でも、アンケートの女性の気持ちも
少しだけわかる気がするのです。
何故わかるのか、自分でも
よくわからなかったので(ややこしい)
深掘ってみました。(ヒマか!)

まず、先生のお話に出てきた
「人権美人さん」は、
(たぶん)人権イデオロギーに
凝り固まった人なので、
人を美醜で判断してはいけない、
美醜で差別してはいけない、と
思い過ぎちゃってるってところが、
まずあると思われます。
で、そういう人は、次にどう考えるか
というと、差別なんてあってはならないと
思うあまり、(本当はあるのに)
美醜の‘差’なんて‘ナイ’って考え始めるし、
言い始めるのかなぁと。
でも現実には、男女の差、貧富の差、
美醜の差、能力の差、等々いろいろ
いろいろ あるわけで。
で、いろんな‘差’があると、
それによって生まれる嫉妬やら
争いやらのこの世の厳しい現実に
向き合わないといけなくなる。
向き合うには、強い精神力と深い思考が
必要になってくる。
でもそんなの持ち合わせてナイから、
(歴史削除主義じゃないけど)
つらい現実は、‘ナイ’事にしちゃうっていう
思考なのかなぁと思いました。
アンケートに答えた女性も私も、
ここまで極端な「人権さん」では
もちろんないと思いますが。
でも、美醜の差で切ない思いを
した事がなくはないから、
それが頭をよぎり、
「もうブスとか美人とかっていう
話はイヤだ。聞きたくない。
向き合いたくない。
イヤな事 思い出したくない。
ナイ事にしたい」って思っちゃった
のかなぁと思いました。
いろんな差は、一生ついて回るのにね。

だから逆に言うと、
笑い飛ばすって言いますが、
‘笑える’って、心が強い状態なんだと
思います。弱ってたら、笑えませんもん。

笑いは、‘差別’だから、
差別をなくすって、
笑いをなくすって事に
なっていっちゃって、
とても怖い事だなぁと思います。

なんだか、とりとめもなく
書いちゃいました。
お目汚し、失礼しました(//∇//)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

モグちゃん、おはようございます。
千葉のよっしーです。
モグちゃんの住んでいるところは、千葉の中でも台風被害の大きかった所だけど、大丈夫でしたか?

モグちゃんのとっても素直な投稿を読んで、好感&共感&なるほど!
と思って、こんな早朝から返信したくなりました。
ホントは支度しなくちゃいけないんだけど>_<

人権美人さんの思考回路、なるほど〜、そういう思考回路だろうなぁと、思いました。
この世の中、善も悪も業も抱えている人間が創っているのだから、
「多少の」差別もあって当たり前ですよね。

差別を憎むあまり、「潔癖に」差別をこの世から無くしてしまおうと思うあまり、
差別に結びつくような言葉・行動をこの世から排除すれば、理想の差別のない世の中が実現するはずだ!
…と思ったら大間違いだったのは、完全平等を実現しようとしたポル・ポトやスターリンなど歴史を紐解けば見えてくる事で、大虐殺の結末だったはずです。

きっと人権美人さんは、自分の中の差別心、自分の中に存在する善と悪を客観視出来ていないし、見たくない、認めたくないから、自分を(人を)誤魔化して、自分は差別心の全くない人だと思い込み、他者に対してもそれを強要してしまうのかな?と思いました。

多少の差別はあるのが本当は健全な社会で、差別を完全除去した世界なんて、業のある人(自分も含めて)が創り出しているこの世界では、実は不健全なのでは?
もし「多少」を行き過ぎたバランスを逸脱した差別が出てきたら、その都度知恵を絞り、行き過ぎた差別をなおすためにバランスをとっていくしかないのだろうと思う。
これは単純な「差別容認」ではないと思っています。

アンケートに素直な疑問を書いた参加者の女性も、今まで、美醜による切ない体験があったのだと思います。

でもだからといって、女性の前で美醜の笑い話をしない方がいいという事ではないと思う。
誰もが美醜の切ない体験も内包しながら、美醜を越えた自分の魅力を創り出すように成長していくしかないわけですから。

そのためには「笑い」の感性が大事になってくるし、強さも必要になってくる思いました。

朝から長くなってしまった〜!
おっと、もう支度しなくては。

 


 

そーいやよしりん先生の「美醜」だけをテーマにした傑作『最終フェイス」に、美人である自分に負い目を感じて、「どーせ私は美人よ!」と言い放ち、ブスになろうと努力するというキャラがいたのを思い出しました。あれ、いま読み返したら相当凄いですよ。
「人権美人」さんも、だったら自らブスになろうとしてみりゃいいのにと思っちゃいましたね。

トッキー

次回の開催予定

第116回

第116回 令和6年 4/20 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

INFORMATIONお知らせ