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笹幸恵
2021.9.7 08:48日々の出来事

台湾ワクチン事情(2021年9月)

台湾の友人からのワクチン情報。

6月、ワクチン接種後に死亡した人について
大々的に報道された台湾ですが、
その後すぐ削除されました。
↓こちらのブログをご参照ください。
「台湾、ワクチン死者の報道中止?」

友人によると、8月に入ってから
ワクチンに関するマイナスの報道は
一切なくなったとのこと。
時々、ワクチン接種してすぐに死亡、
などというニュースは流れるものの、
大きく取り上げられることはないそうです。

台湾では連日10人前後の感染者数で推移、
全く普通の生活が送れるものの、
感染者が通った経路が判明すると、
駅から道路から、すぐさま全面消毒する勢いだとか。
百貨店は、通過したことがわかっただけで、
一日休業して全館消毒という徹底ぶり。
友人は、会う人会う人、ワクチン圧をかけられるとのことで、
「コロナ脳は日本人より台湾人のほうが強烈」と
嘆いていました。

さて、その台湾のワクチン事情。
現在のワクチン接種率(1回接種済み)は44.31%、
2回接種済みは4.18%。

https://covid-19.nchc.org.tw/


「中央流行疫情指揮中心」がまとめた
9月1日付の資料によると、
接種した回数のうち、通報があった死亡例は671件(8/25時点)。



さらに年齢別の内訳をみると、高齢の人ほど亡くなっていることがわかる。



試しに日本や欧米と比較できる100万回接種あたりの件数で比較すると・・・

日本 10.9件/100万回接種(2/17~8/8の集計)
米国 19.0件/100万回接種
英国 13.7件/100万回接種
欧州 12.7件/100万回接種
台湾 63.8件/100万回接種
※日本~欧州の件数は第67回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会資料から
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000823373.pdf

べ、、、べらぼうに多い!

ちなみに、現時点で台湾のワクチンの内訳は、
アストラゼネカ製61%、
モデルナ製33%、
そして8月下旬からはじまった
自主開発ワクチン「高端」が6%。



死亡者が接種したワクチンが何だったかまでは
記されていないので、確実なことは言えない。
日本はアストラゼネカ製じゃなくて良かったね、
という話でもない。
これでもなお、台湾ではワクチン接種が推進されて
いるという事実(しかも高端よりアストラゼネカのほうが
評判が良いとか)。

そして先週末のニュース。
日本から4回目となるアストラゼネカ製ワクチンの寄贈、
感謝を込めて、在台日本人が優先的に接種できる、
と報じられている。



笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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